『ゴーストリコン ブレイクポイント』サム・フィッシャー登場アップデートは本日24日夜配信。没入感高める「ゴースト体験」も同日実装


【UPDATE 2020/03/25 1:00】
『ゴーストリコン ブレイクポイント』のタイトルアップデート2.0.0配信にあわせたメンテナンスが終了した。

https://twitter.com/GhostRecon/status/1242481307143241728

【原文 2020/03/24 14:30】
Ubisoftは3月23日、『ゴーストリコン ブレイクポイント』のタイトルアップデート2.0.0(TU 2.0.0)のパッチノートおよびエピソード2「ディープ・ステート」のトレイラーを公開した。TU 2.0.0およびエピソード2の配信に向けたメンテナンスは、日本時間3月24日18時より開始。3時間ほどのダウンタイムを予定している。

TU 2.0.0=アップデートの総称
エピソード2「ディープ・ステート」=アップデートのうち、イヤー1パス所有者向けに提供される新規アドベンチャー関連コンテンツ

エピソード2「ディープ・ステート」は、7時間以上相当の新規コンテンツを含む、イヤー1パス所有者向けのコンテンツ。ゲーム内ストアからアドベンチャーコンテンツを1900ゴーストコインでアンロックすることでもプレイできる。いずれも所有していないプレイヤーでも、最初のミッションに限り無料で体験可能。またイヤー1パスを所有しているフレンドとの協力プレイでも、新アドベンチャーコンテンツを全編プレイできる。限定リワードに関しては、イヤー1パス所有者のみ受け取れる。
【UPDATE 2020/03/24 17:40】
公式サイトには「Mission 1」を無料で体験できるとの記載があるが、日本語プレスリリースにて「最初の2つのミッション」を無料で利用できるとの説明があったため、上記段落を訂正。
【UPDATE 2020/03/25 1:03】
ゲーム内にて「最初のミッションは全員がプレイ可能」「第1ミッションを無料でプレイ」との説明が確認できたため、再度訂正。

上のトレイラーでも確認できるように、エピソード2の新規ミッションでは『スプリンターセル』シリーズの主人公サム・フィッシャーが登場。前作『ゴーストリコン ワイルドランズ』のクロスオーバー・ミッションでも登場したサム。新作でも、任務遂行のためサムとノマドが共闘することに。ディープ・ステートでは、8つのストーリーミッション、イベントシーン、セリフだけでなく、複数の新ロケーションも追加。新たなゲームシステムや新要素も導入されるとのことだ。ストーリーミッションだけでなく、新規勢力ミッションもあり。イヤー1パス限定リワードには、サム・フィッシャーの体形やフォースエシュロン関連ギアが含まれている。

TU 2.0.0の無料アップデートとしては、プレイヤーが遊び方を選択できる「ゴースト体験」が導入される。ゴースト体験は、今年3月に発表された新機能。これまでどおり装備レベルとレア度が有効な「レギュラー体験」と、装備レベルとレア度を排除して新しいタクティカル設定を導入する「イマーシブ体験」という2種類のプリセット設定。もしくは各種パラメータを調整して自分に合わせたゲーム体験をつくり上げる「カスタム体験」から選択できる(関連記事)。『ゴーストリコン』作品へのRPG要素導入に抵抗を覚えたプレイヤー層や、サバイバル要素の有効活用を望むプレイヤー層のフィードバックを踏まえて誕生したオプションだ。各種設定をプレイヤーに委ねることで、さまざまなニーズに応えることができる。

またガンスミスのオプション追加により、ほとんどのアサルトライフルにショートバレルを装着できるようになる(一部のアサルトライフルは現実世界でもショートバレルを採用していないため除外)。アサルトライフルを中心に27種類の武器にTA31Hのオプションが加わるほか、サプレッサーのカスタマイズとしてマズルリストに新しいマズルオプションが追加。マニュアルで3Dビジュアルを適用できるとも説明されている。

新クラスとしては、エンジニアとエシュロンが登場。イヤー1パス所有者向けの先行アクセス期間が1週間設けられたのち、全プレイヤー向けに解禁される。エンジニアはスペシャルアビリティとして敵兵を攻撃する防衛ドローンを活用する新クラス。スペシャルツールのサプライドローンは、味方に追加弾倉を付与する。エシュロンはステルス主体のクラスであり、スペシャルアビリティとしてソナービジョンを発動可能。壁越しでも敵の輪郭がハイライト表示され、マーキングできる。ドローンを妨害する機能も併せ持っている。スペシャルツールはショックピストル。ステルス状態で敵兵を倒すだけでなく、プレイヤーを検知したドローンを一時的にスタンできる。PvPコンテンツであるゴーストウォー向けには、4種類のマップ(建設現場、忘れられた谷、貨物置場、ストーニークリーク)、マップ投票機能、武器アタッチメントやカスタマイズ、称号・エンブレムが加わる。

ゲーム体験の改良としては、マッチメイクへの安定したアクセスを維持できないプレイヤーでも、接続を失うことなくソロPvEを楽しめるようになる。要望の多かったオフラインモードは対応不可となったものの、今回の対応によりインターネット接続状況が悪くてもソロPvEにおけるストレスが軽減される見込みだ。

そのほかにも、レギュラー体験/装備レベル有効時の所持品管理(一括解体、一括売却、お気に入り設定、並び替え、アイテム所得時の即時装備、ギアの自動最適装備など)、ゲーム内ストアへの新規アイテム、レイドボスリワード(エンジニアとエシュロンセット)、新規クラス用の解除アイテム、新たな髪のカスタマイズ、UI刷新とゲーム進行の改善、要望の多かったカメラ距離設定項目、リスポーンポイントの増加など、新しいオプションやコンテンツが多数追加される。敵兵のバランス調整、バグ修正を含むパッチノートは公式サイトより確認可能だ。

『ゴーストリコン ブレイクポイント』の最新アップデート(TU2.0.0)は3月24日配信。ゲーム本編に関しては、3月26日よりフリーウィークエンドが開催される予定である。