『ポケットモンスター ソード・シールド』ランクバトルのシリーズ3開幕。カメックスやガオガエンなどが新たに使用可能に

 

ポケットモンスター ソード・シールド』において、ランクバトルシリーズ3が開始された。先行して公開されていた情報のとおり、シリーズ3では一部のレギュレーションが更新されており、新たなポケモンやキョダイマックスポケモンがランクバトルで使用可能になっている。

シリーズ2とシリーズ3のレギュレーションを比較すると、レギュレーション内の変更点は2点。参加可能なキョダイマックスポケモンの追加と、持ち時間の変更だ。新たに解禁されたキョダイマックスポケモンは、攻撃と補助を同時に行う強力なキョダイマックスわざ「キョダイセンリツ」が使用可能なラプラスを含めた10体。シリーズ2で使用可能だったポケモン10体にくわえて、キングラー、ラプラス、イオルブ、セキタンザン、アップリュー、タルップル、ストリンダー、ブリムオン、オーロンゲ、マホイップの10体が追加され、使用できるキョダイマックスポケモンは全部で20体になっている。

持ち時間については、シリーズ2開始当初は15分だった統合待ち時間が20分に延長。これはシリーズ2シーズン3から適用されていた変更点だが、シリーズ3においても引き継がれている。

また使用できるポケモンが、『ポケットモンスター ソード・シールド』で捕まえたポケモン、卵から生まれたポケモン、ふしぎなおくりもので受け取ったポケモンに限定されている点に変更はないものの、新たに解禁されたポケモンが存在しているようだ。

使用可能になったのは、ミュウツーのマックスレイドバトル実装に合わせてレイドバトルに登場した初代御三家を含め、第7世代御三家など2月にサービス開始されたクラウドサービス「Pokémon HOME」によってガラル地方に降り立ったポケモンたち。具体的には、ゼニガメ・カメール・カメックス、フシギダネ・フシギソウ・フシギバナ。ニャビー・ニャヒート・ガオガエン、アシマリ・オシャマリ・アシレーヌ、モクロー・フクスロー・ジュナイパーが登場すると予告されていた。実際に、フシギバナ、カメックス、ガオガエンについては、ランクバトルで使用可能になっている。。ヤドン(ガラルのすがた)を含めたリージョンフォームのポケモンも登場すると予告されており、こちらも注目されるところだ。なお「Pokémon HOME」を使って過去作から連れてきたポケモンをそのまま使うことはできないが、ガラルシンボルを持たせると使用可能になる。

ポケットモンスター ソード・シールド』は、2019年11月に発売されたNintendo Switch向けソフト。イギリスをモチーフにした新たな土地「ガラル地方」を舞台に、プレイヤーは「ポケモンリーグ」へ新たに挑戦するトレーナーの1人として、冒険の旅へ出発。主人公と同じくチャンピオンを目指しているホップやマリィ、無敗のチャンピオン・ダンデ、そのライバルであるジムリーダー・キバナなども登場し、物語を盛り上げる。『ポケットモンスター』シリーズでは、初となるDLCも発表されており、第1弾「鎧の孤島」が2020年6月末まで、第2弾「冠の雪原」が2020年秋に配信予定となっている。