『CoD:MW』発売から3日間の売り上げは「ジョーカー」の倍の650億円超。総プレイヤー数を含め、シリーズの記録をまた塗り替える

Activisionは10月30日、『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』について、発売から3日間の全世界での売り上げが6億ドル(約653億円)を超えたと発表した。

パブリッシャーのActivisionは10月30日、『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』について、発売から3日間の全世界での売り上げが6億ドル(約653億円)を超えたと発表した。売り上げ本数については明らかにしていないが、現行コンソール向けの同シリーズ作品のいずれよりも多く売れたという。

前作『Call of Duty: Black Ops 4』と前々作『Call of Duty: WWII』は、共にローンチから3日間で5億ドル以上を記録しており、これをさらに上回った形だ。ちなみにActivisionによると、同期間で6億ドル超という売り上げは、今月始めに公開された映画「ジョーカー」の興行成績の2倍以上にあたるそうだ。

『CoD:MW』は、PC/PS4/Xbox One向けに2019年10月25日にリリースされた。2007年に発売された『Call of Duty 4: Modern Warfare』のリブート作として、また新たな物語を描いた作品だ。シリーズとして初めて、すべてのプレイヤーがハードの垣根を超え、一緒にオンラインマルチプレイを楽しめるクロスプラットフォームプレイに対応。また、従来のシーズンパス制を撤廃して、追加のマルチプレイマップやゲームモードは無料配信とし、さらにバトルパスの導入やルートボックス要素の廃止など、ビジネスモデルの面でシリーズにおける大きな転換点を迎えた作品とも言える。

今回の発表の中では、PlayStation NetworkでのPS4ゲームの予約本数および発売3日間での売り上げ本数の新記録も樹立し、またPC向け『Call of Duty』タイトルとしてももっとも多い売り上げを記録したことも明らかにされた。なお、これらの売り上げには本作のパッケージ版とダウンロード版のほか、米英の退役軍人に寄付できるDLC「C.O.D.E.ディフェンダーパック」からの収益も含まれる。

Activision BlizzardのCEO Bobby Kotick氏は、『Call of Duty』がその年のプレミアムゲームとしてのベストセラーにふたたび輝いたことで、コンソール・PC・モバイル・eスポーツにまたがるフランチャイズの持続的な性質を証明できたと述べる。またActivisionの社長Rob Kostich氏は、『CoD:MW』の発売3日間の総プレイヤー数および総プレイ時間は、この6年の間にリリースされたどの『Call of Duty』タイトルよりも上回っていたとコメント。そして、開発を担当した傘下のInfinity Wardに賛辞を送ると共に、コミュニティに感謝の言葉を述べた上で、ローンチは始まりに過ぎないとし、今後提供するコンテンツに期待してほしい旨を述べている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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