『ゴーストリコン ブレイクポイント』発売後1年間のロードマップ公開。レイドやPvPのアップデートを継続実施


Ubisoftは9月4日、『ゴーストリコン ブレイクポイント』のイヤー1ロードマップを公開した。ロードマップは4か月単位で区切られた3つのエピソード期間に分けられており、各エピソード期間中にさまざまなコンテンツが追加されていく。

まず各エピソードでは、メインストーリーを先へと進める新しい冒険が待っている。ボリュームとしては1エピソードにつき5時間ほど。序盤の1時間ほどは無料でプレイでき、そこから先まで遊びたい場合は、イヤー1パスが必要となる。

エピソード1(2019年10月~2020年1月)の期間中には、本作最初のレイドコンテンツ「Project Titan」が実装される予定だ。レイドは、ゲーム本編で学んだあらゆるスキルが試される高難度な4人協力コンテンツであり、最初の「Project Titan」では活火山のある島が舞台となる。レイドはリプレイ性の高いコンテンツとしてつくられており、チームメイトとのコミュニケーション能力が問われるという。

またゲームのリリース後には、ゲーム内の各勢力が進化を遂げていく。毎月追加される「ストーリー勢力ミッション」により、物語のコンテクストに関する理解を深められるほか、キャラクターの成長を追えるようになるという。またデイリーで追加される「勢力ミッション」では、各勢力を支援するためのさまざまなオブジェクティブをこなすことになる。

『ゴーストリコン ブレイクポイント』ではローンチ時点でPvPモード「ゴーストウォー」が搭載される予定であり、イヤー1アップデートを通じてPvE、PvPの両方にコンテンツが追加されていく。例としてPvE、PvPの両方で使える合計3種類の新しいクラスが追加。最初に登場する新クラスは、ハッキングや重火器の扱いに長けたエンジニアである。イヤー1パス所有者であれば、新クラスに1週間早くアクセスできる。PvP単体としても、新マップを筆頭としたコンテンツアップデートが計画されている。

またエピソードごとに異なるライブイベントが開催される。エピソード1で開催される「ターミネーター」では、ベテランゴーストでも手こずるであろう新しい敵が登場するとのことだ。

*ジョン・バーンサル演じるウォーカーをフィーチャーしたライブアクショントレイラー

このようにエピソード単位でのコンテンツ・アップデートを告知するのは、最近で言うとUbisoftの『ディビジョン2』でも見られた傾向。前作『ゴーストリコン ワイルドランズ』でも、リリースされてから継続的なコンテンツ・アップデートが実施されていた。新作では宣伝活動において、悪役を演じるジョン・バーンサルを大体的にフィーチャーしているように、Ubisoftの注力ぶりがうかがえる。発売後の分厚いサポートが期待できそうだ。

なお9月5日午後7時から9月9日午後7時にかけてはベータテストが実施される。ベータテストにアクセスできるのは、同作予約者、Uplay+加入メンバー、公式ページより応募登録した方の中から抽選で選ばれたユーザー、そして今年にオンラインのテクニカルテストに2回参加したユーザーである。ベータテストはソロもしくは最大4人の協力プレイに対応。4つの地域にて、メインストーリー2つ、サイドミッション(アウロアミッション)、そして勢力ミッション(1日8つ)がプレイ可能となる。また3種類あるドローンエリアに向かうと、強力な敵対ドローンとの戦いに挑戦できる。

『ゴーストリコン ブレイクポイント』は10月4日、PlayStation 4/Xbox One/PC(Ubisoft Store/Epic Gamesストア)向けに発売予定。ゴールドエディションまたはアルティメットエディションを予約すると3日間の先行アクセス権が手に入る。


元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)