『Dead by Daylight』PS4版に生存者ビル実装。呪いのトーテムが破壊できない位置に生成されるバグも修正


Behaviour Interactiveは本日7月31日、PS4版『Dead by Daylight』Ver3.1.1アップデートにて、ビルことウィリアム“ビル”オーバーベックを配信開始した。実装が予定されながらも1週間配信が延期されていたが、このたびついにPS4版にビルが降り立つことになる。

ビルはValveが開発した『Left 4 Dead』シリーズに登場する主人公の1人。仲間を助けるために自らの命を犠牲にしたが、目覚めるとそこは『Dead by Daylight』の世界だったという設定だ。彼は二度ベトナム戦争に参加した経験から、絶望的な状況からも脱する術を持ち、それは彼が持つ「置き去りにされた者」「与えられた猶予」「不滅」などのパークの効果にも表れている。

ビルが実装されることで共通パークとして現在使用できる「置き去りにされた者」「与えられた猶予」「不滅」の3種はビルの固有パークとなる。他のキャラクターでパークを取得したい場合は、ティーチャブルパークを新たに取得する必要があるので注意。既にこれらのパークを取得している場合は、継続して使用できる。

またビルの実装にあわせて、ドワイト・ジェイク・メグ・クローデット用の、『Left 4 Dead』シリーズの主人公たちを模したスキンがそれぞれ1種類ずつ実装される。

生存者ビルとスキン4種は全て無料で配信される。

Ver3.1.1アップデートでは、『Left 4 Dead』コラボコンテンツの追加と共に、全プラットフォームで不具合の修正も同時に行われた。修正された項目の中には、ユーザーコミュニティ間で話題になっていたバグもいくつか見受けられる。

・「怨恨」殺人鬼視点からのみ生存者の位置が強調表示されるはずが、生存者からも他の生存者の位置が強調表示される
・試合後に取得したBPの合計値に、パークやオファリングで追加取得したBPが加算されない(表示上のみで実際は取得できている)
・マップ「バダム幼稚園」にて破壊できない位置に呪いのトーテムが生成される
・パーク「ずさんな肉屋」とアドオン「盲目の戦士」を装備したレイスが奇襲攻撃を当てると、対象の出血が止まらなくなる

Ver3.1.0以降確認されている「デッドハード」が発動しないというバグは、Behaviour Interactiveの開発チームは認知はしているが今回の修正には含まれておらず、早期解決を目指したいとコメントしている。

なお、日本時間8月2日の午前3時より海外フォーラムサイトredditにて、Behaviour Interactiveの開発チームに、直接質問をすることができる場が設けられる。興味があれば覗いてみてはどうだろうか。