少女が旅する砂漠オープンワールド『Sable』延期。チームを拡大し、より洗練された作品として発売目指す

パブリッシャーRaw Furyは5月29日、『Sable』の発売時期を延期すると発表した。これまで2019年の発売を予定していたが、2020年のリリースを目指すという。この延期については、ひとつの決断が関係しているようだ。

『Sable』は「砂漠」を舞台としたオープンワールドアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは少女Sableとなり、砂に覆われた未知の惑星を探索する。滅んだ遺跡や古代のモニュメント、墜落した宇宙船を調べることで、惑星や住民たちの過去を知り、また彼女自身も自分の居場所を見つけていく。メビウス作品を彷彿とさせる美しいアートワーク、Japanese BreakfastことMichelle Zauner氏が奏でる美しい音楽など、発表時は独特な世界観が注目を集めた。

『Sable』の開発が始まったのは、2017年。Gregorios Kythreotis氏とDaniel Fineberg氏のふたりが、目標などを決めず“ただ自分たちが作りたいと夢見たものだから”という理由で、両親から提供された物置で作り始めた。しかしSNSなどでその画像や映像をシェアしていくうちに評判になり、すぐにRaw Furyとマイクロソフトの支援をうけるに至ったという。支援をうけ、ふたりは2017年の冬からフルタイムで開発に入る。当初はざっくりと見積もり2年をかけて完成させる予定であったが、現在になりもう少し時間が必要であると考え始めたという。最終的に2019年に急いでリリースするのではなく、時間をかけて2020年に発売するという結論に至ったようだ。

本作の制作においては前述のZauner氏が参加するほか、『Horizon Zero Dawn』や『Sunless Sea』にも携わったMeg Jayanth氏がナラティブデザイナーとして参加。昨年の正式発表後には、キャラクターデザイナーとしてShanaz Byrne氏、プロデューサーとしてFelix Kramer氏が加わり、チームを拡大し制作が続けられている。

本作のトゥーン調に描かれる砂漠という舞台が作り込まれれば、より魅力は高まっていくだろう。開発の遅延というよりは、拡張というポジティブな側面が強い。日本でも反響が強かったタイトルなだけに、2020年の発売への期待が高まりそうだ。『Sable』は2020年に発売予定。対応プラットフォームは、PCおよびコンソール(console)。前述したようにマイクロソフトの出資を受けているということで、PC/Xbox Oneでのリリースが有力になるだろう。

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