『ノーマンズスカイ』に、惑星の新環境やイベントなどさらなる新鮮さを提供する大型無料アップデート「VISIONS」発表。本日夜配信へ

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Hello Gamesは11月21日、『No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)』に新要素を追加するバージョン1.75大型アップデート「VISIONS」を配信すると発表した。配信日は現地時間11月22日。日本時間としては今夜になるだろう。『ノーマンズスカイ』といえば、先月10月に水中を拡張する無料アップデート「The Abyss」を配信したばかり。驚異的なスピードで、新コンテンツを追加している。

今アップデートは、これまでのアップデートにようにはっきりとしたテーマ性は設けられていないようだが、全体的にはプレイヤーに新鮮さを提供する内容となっている。まずあげられるのは、惑星のバリエーションの追加。空や大気の表現が大きく改善され、草や影表現を追加。色調がさらに多彩になっている。大雨の後には、虹が出現するようになるとも。そして、バイオームの種類が追加されたことにより、降り立つ惑星はさらに多様かつにぎやか、そしてカラフルになるという。

水の種類も増えたことにより、これまで以上に真っ赤な海などに遭遇することもあるようだ。あわせて、変則的な特性を持つ惑星も増加。嵐が吹き荒れる星では、レアなクリスタルが手に入るなど、リスクのある場所にはお宝が用意されているとのこと。動植物に関するバリエーションもさらに追加。人食い植物や毒ガスを発する植物も登場。新たな動植物の中には、地形に潜り隠れたり、鉱物に化ける種類のもの存在しており、探索はさらに気が抜けなくなりそうだ。

惑星での遭遇イベントもまた増加。具体的には、墜落した貨物船がランダムで登場するようになる。センチネルの目をかいくぐり、新たなテクノロジーなどを入手しよう。地中には船の瓦礫やテクノロジーのスクラップが埋まっており、発掘することでその残骸を活用できる。また、地中には古代生物の骨が出現するようになる。この骨は考古学に関する素材のベースになるとのこと。発見できるのは稀であるようなので、見つけた際はぜひ入手しておこう。さらに収集要素としてアーティファクトが実装された。見つけた際には、集めてトロフィーのように基地に飾ろう。

そのほか、コミュニティミッションのグローバル化や、ゲーム内に花火が追加されイベント時に打ち上げることができるようになったりと、マルチプレイやソーシャル要素においても強化および拡張がはかられている。細かなミッションやUIの修正点などについては、パッチノートをチェックしてほしい。

Hello Gamesは、今回のアップデートを「『ノーマンズスカイ』における重要な一歩です」としており、さらなるアップデートに続くワンステップであることを示唆している。今年7月にマルチプレイを追加してもなお、ハイペースで無料アップデートを続けるHello Games。「VISIONS」に続くアップデートはどのようなものになるのか、そしてこうしたコンテンツ追加はいつまで続くのか。今後も『ノーマンズスカイ』の展開には、目が離せないだろう。

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