ハリウッド実写映画「名探偵ピカチュウ」の映像第一弾公開。現実に住まうポケモンたちをリアルかつ壮大に描き出す

ワーナー・ブラザースは11月13日、「名探偵ピカチュウ」の映像第一弾を公開した。本作は、ニンテンドー3DS向けに発売された同名のアドベンチャーゲーム『名探偵ピカチュウ』をベースとした映画。『ポケットモンスター』シリーズ初の実写映像でもある。

舞台となるのは、多くの人々が住まう都市ライムシティ。21歳の青年であるティムは、行方不明になった父親のハリーを探すうちに、父親の元パートナーであった探偵ピカチュウとめぐりあう。このピカチュウの声は、他の人には「ピカピカ」というかわいらしい鳴き声に聞こえるが、ティムにはその“野太い声”から放たれる言葉が聞こえるようだ。人々とポケモンが共存するライムシティでは、平和を乱しポケモン世界に脅威を与える兆候が見え始める。ティムと探偵ピカチュウは、その謎を解決するためにタッグを組むことになる。

ゲーム版でも、現実世界にポケモンが住まうという独特なワールドが描かれていたが、実写映画ではポケモンたちは“デフォルメ”なしに描写される。ヒトカゲやコダック、バリヤード、そしてピカチュウなど、おなじみのポケモンのリアルな姿が映し出されており、それでいてリアルすぎずかわいさを失っていない。魅力を保ちつつ、リアルな姿を導入できているといえそうだ。また街中や室内の装飾などにもポケモンの文化が根付いていることが感じられるなど、世界観の設定が緻密。短い映像ながら多くのポケモンが登場するので、細かいこだわりもチェックしておこう。

レジェンダリー・ピクチャーズなどが製作するド派手な映像も見どころになるだろう。ゲームでは表現しづらかった、映画ならではのスケールでの物語が展開されることを予感させる。以前報じられていたとおり、俳優の渡辺謙氏の姿も確認できる。ヨシダという名前を持つようで、ティムにアドバイスをおくるおじさんのような役割を担うようだ。ピカチュウの声優を演じるのは、「デッドプール」でデッドプール役を演じたライアン・レイノルズ氏。氏は今回の映像公開にあたって「同じ単語(ピカピカ)を繰り返す小さな探偵になるとはわかっていたけど、こんな早くその時が来るとはね 」とくだけながら喜んでいる。レイノルズ氏扮するピカチュウのコミカルなおしゃべりもまた、本作の魅力のひとつになるだろう。

監督を務めるのは「グースバンプス モンスターと秘密の書」や「モンスターVSエイリアン」などを手がけてきたロブ・レターマン。撮影監督としてはジョン・マシソン氏、プロダクション・デザイナーとしてはナイジェル・フェルプス氏が参加。いずれも実績は十分のベテランスタッフだ。海外の配給はワーナー・ブラザースが担当し、日本は東宝が担当する。実写映画「名探偵ピカチュウ」は海外向けには、2019年5月10日公開予定だ。

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