『RPGツクールMV Trinity』PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch向けに発表。Switch/Xbox間では手作りゲームの共有が可能

 

KADOKAWAは7月26日、『RPGツクールMV Trinity』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch。発売日は11月15日で、価格は税別7800円。Xbox One版のみダウンロード専売となる。本作は2015年12月よりPC向けに発売している『RPGツクールMV』をアレンジし、コンソール向けに発売するものだ。

*映像は『RPGツクールMV』のもの

『RPGツクール』シリーズは、プログラミングの知識なしで簡単にRPGを作れるコンストラクションツール。自作した素材を導入できるほか、グラフィックや音楽データもソフトの中に同梱されているので、それらを使いゲームを作り上げることが可能。最新作では、PC向け『RPGツクールMV』をベースに、家庭用ゲームで作りやすいように、また遊びやすいようにチューニングされているという。また素材数は、PC版『RPGツクールMV』の2倍になるとのこと。歴代RPGツクールの制作用素材にはなかった「キャラクターボイス」と「歌唱楽曲(歌付きBGM)」を含む、過去最高の素材数でRPGを作ることが可能だ。

また自分で作ったオリジナルのRPGは、インターネットに接続できる環境があれば、『RPGツクールMV Trinity』内で、ゲームをアップロードもしくはダウンロードできる「ツクール広場」にアップロードすることで、全世界の人にプレイしてもらうことができる。また、「ツクール広場」にアップロードされたオリジナルRPGは、『RPGツクールMV Trinity』だけでなく、無料ソフトの『RPGツクールMVプレイヤー』でも遊ぶことが可能だ。クロスプラットフォームにも対応しており、Nintendo Switch版およびXbox One版で作られたゲームは、ハードウェアの垣根を超えて共有可能。PC向け『RPGツクールMV』とのゲームデータの共有はできないので注意。

なおKADOKAWAは、現在Steamにて『アクションゲームツクールMV』を早期アクセス販売中。こちらは弊社アクティブゲーミングメディアも携わっている。家庭用機向けに新たにデビューする『RPGツクールMV Trinity』でRPGを作ってみた後は、アクションゲームを作ることも検討してみてほしい。

『RPGツクールMV Trinity』は、11月15日に税別7800円で発売予定だ。