放射能残るチェルノブイリで戦うバトルロイヤル『Fear The Wolves』7月19日にSteam早期アクセス販売へ

 

Focus Home Interactiveは7月5日、『Fear The Wolves』を現地時間7月18日(日本時間7月19日)よりSteam早期アクセス販売することを発表した。2019年中の正式リリースを予定しており、正式リリースのタイミングで、PlayStation 4/Xbox One向けにも発売するという。また正式リリースのタイミングで、価格の引き上げを予定しているとのこと。

『Fear The Wolves』は、今をときめくバトルロイヤル型のマルチプレイFPSだ。舞台となるのは放射能に汚染されたチェルノブイリ。荒廃した極寒の地にて、最大100人のプレイヤーが生き残りをかけて戦うバトルロイヤルが繰り広げられる。開発を手がけるVostok Gamesは『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズに携わった実績がある。ジャンルは異なるものの、同シリーズのエッセンスを取り込んだ作品としても注目を集めている。販売元も「S.T.A.L.K.E.R.の雰囲気を持つ作品」としてプロモーションしている。

バトルロイヤル作品としては『H1Z1』や『PUBG』、『フォートナイト バトルロイヤル』など多くの人気作品が存在する。本作はチェルノブイリが舞台という独特の設定のほかに、他プレイヤーの存在やダメージ障壁以外に、狼やミュータントと戦うといったPvE要素を取り込むことで差別化をはかっている。敵襲だけでなく、気候の変化やモンスターの突然変異、放射能による体調の異変など、過酷な環境を武器とアイテムで切り抜け、“1人乗り用”のヘリコプターに乗り込み脱出を図るのだ。

早期アクセス開始時点のコンテンツとしては、川や森や荒廃した街を含む25平方kmのチェルノブイリマップ(1種類)、ソロおよびデュオによる最大100人のバトルロイヤル、20種類以上の武器や15種類以上の防具、20種類の付属アイテム以上といった基本的なゲーム要素が揃えられている。次回アップデートでは屈みや這いといったモーションの追加、自キャラをカスタムするコスメ要素の追加などが導入される。将来的には、本作でしか楽しめない“革新的”な新たなバトルロイヤルモードの搭載、観戦システムの洗練やリプレイ機能の導入、マップの洗練や武器やコスメアイテムの追加などが予定されている。コンテンツに関する詳細はSteamストアページを見るといいだろう。

現在ゲームのバージョンとしてはベータの段階にあり、この早期アクセス期間を通じて、コミュニティのフィードバックを受けながら開発を進めていくとしている。『Fear The Wolves』のSteam早期アクセス版は7月19日、PlayStation 4/Xbox One版は2019年発売予定だ。