魔法使いローグライク『Wizard of Legend』PS4/Nintendo Switch向け国内版配信開始。多彩な魔法でコンボを決めてダンジョン探索

 

インディースタジオContingent99は本日5月15日、『Wizard of Legend』を配信開始した。対応プラットフォームはPlayStation 4とNintendo Switchで、価格は1680円。北米時間の5月15日は本日夜なので、国内向けに先行して配信された形だ。なお本作は日本語字幕に対応している。スタッフロールをみる限り、架け橋ゲームズがローカライズを担当しているようだ。なお本作は、PC/Xbox One(海外向け)向けの配信も予定している。

『Wizard of Legend』は、ダンジョン探索型のアクションゲームだ。プレイヤーは、伝説の魔法使いになることを憧れる青年。そのためには、ラノーヴァの魔法評議会に課せられた、カオスの試練を乗り越えなければならない。入るたびに構造が変わるダンジョンカオスの試練にて、迫り来るモンスターを魔法で蹴散らし、次なる試練へと進んでいくのだ。

本作はその名のとおり、魔法をテーマとする作品だ。プレイヤーは最大6種類の魔法をセットすることが可能。これらを組み合わせてダンジョンを攻略することになる。魔法は100種類以上あり、小さな火の玉を飛ばす炎の魔法や刃を放つ氷の魔法、空を切り裂く風魔法など幅広い。各魔法は使用に制限はないながら使用後クールダウンタイムが存在する。さらに、コンボをつなぐことでボーナスが加えられていく。さまざまな魔法を使い、途切れさせず攻撃をつなげていく。それが『Wizard of Legend』の最大の特徴であるだろう。

ダンジョンは広く、戦闘だけでなく探索する時間も長いが、一定時間歩いていればダッシュに切り替わり、ダッシュ中は攻撃せずともオブジェクトを自動破壊するといったかゆいところに手が届く配慮もなされている。難易度はゴリ押しを続けていけばHPはすぐに減っていくが、敵の攻撃を見れば避けられる作りとなっており、理不尽さはないだろう。ダンジョンで死んでしまうと最初からやり直しになるものの、一定のコインを持ち帰ることで新たな装備を購入可能。仕様や難易度といった面では、基本的にストレスフリーに作られている印象だ。

『Wizard of Legend』はローカル協力プレイにも対応しており、友人とカオスの試練に潜入できるほか、対戦モードにも対応。PS4の場合はコントローラーで、Nintendo Switch(携帯モード)ではJoy-Conをおすそ分けして遊ぶ形態だ。終盤の難易度ややりこみは未知数ながら、序盤を遊んだ限りでは操作が気持ちよく爽快感を感じられた。興味のある方は、多彩な魔法でコンボを決めてみてはいかがだろうか。