老舗MMORPG『ArcheAge』が大型アップデートでグラフィック大幅向上。今こそ初心者が始めるべき理由とは

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美麗グラの秘密と、初心者サポートはいかに。運営・開発陣を直撃

今回の大規模なアップデートにはいかなる狙いがあるのか。これから『ArcheAge』を始めたいプレイヤーは、どうやって世界へ飛び込んでゆけばいいのか。運営・開発陣を直撃し、気になるポイントを訊いてみた。

——まずはビジュアルの刷新について伺います。グラフィック強化にあたり、変化を反映させるエリアはどのように選定されたのでしょうか。

全体の背景をより密度あって豊かに改善するためには多様なスポットを部分的に改善させ、良くなる程度と投入しなければいけない費用を算定する必要がありました。たとえば「グィオニードの森」はランドマークになっている巨大な樹をより特別に見せる必要がありました。

 

また、「イニステール」は村の規模と雰囲気を変え、寂しくない本当の村のような雰囲気に変えました。

 

先ほどお見せした「ホワイトフォレスト」は空・地・木、そして全体的な密度を調整して、神秘さをより加えました。

さらに「太初のゆりかご」は単純さをなくして、よりリアルな道を作り、ユーザーが見逃すことがないように動線を修正しました。

こちらも先ほどお見せしたとおり、「地獄の沼地」は新しい植物を追加してよりファンタジー的なカラーを作り、神秘さを追加しました。

それから『ArcheAge』の夜は暗い地域が多いですが、 サンライズ半島「オーステラ 」をより明るくファンタジー的な雰囲気で演出してみました。

旧大陸「スパーキングビーチ 」については、色感がオールドな部分がありました。そのため、プロップを追加配置してTime of Dayを修正してオールド感をなくすようにしました。

そしてご覧になったように、ユーザーたちがもっとも多く行く「マリアノープル」の中心部の壁と床をチューニングしました。 スカイを新しく作り、遠景を作ることで深さを加えて色感を調整してオールド感をなくすための作業をしました。

 

またハウジングについて、一部ティアハウスを改善してユーザーがより美しい村を作れることを望みました。

 

——エリアごとに異なる調整をこだわって加えられたのですね。なかには大幅にクオリティの上がった箇所もありますが、必要スペックが変わらないのにも驚きです。ここを維持するのに、どのような苦労があったでしょうか。

開発初期のポリシーにのっとって作業を進める必要があったため、アート担当者のそれぞれがやりやすい方法で対応するわけにはいきませんでした。

アート担当者の間でたくさん会議を行って解決策を探していましたが、結果として手作業が多く、時間を要しました。

——多くの話し合いを経て現在の形に落ち着いたとのことですが、今回の調整では全体的にコントラストが上がり明暗がハッキリしたのが印象的です。どのような意図でこうした色味に調整されたでしょうか。

影の長さを短く調整して、キャラクターが影の中に長く居られないように調整しました。今までは峡谷や、建物、山などの隣にいればキャラクターが影の中に入る時間が多く背景が鮮明に見えない現象をこの調整で解決しました。 また時間が経って、トレンドが変わったため、まるで昔の服を着たように古めかしく見える印象がありました。それをなくしたかったのも重要な目標でした。そうしながら、植物の多様さもなかった点も改善して構造物をより密度を高める作業をしました。

——景観の刷新も見所ですが、エルフ女性の単独リニューアルも気になるポイントです。これからゲームを始めてキャラクターメイクする人に対して、彼女たちのアピールポイントがあればお願いいたします。

エルフは特定の人や誰かの記憶にいそうな人物を想定して作っておりません。ユーザーがカスタマイズしやすい構造に制作しており、またカスタマイズせず基本型(プリセット)でも満足できる顔で制作しました。 基本型で選択したとき、多様な服式とヘア、タトゥーがより似合うはずです。

 

——ちょうど新規プレイヤーの話に及んだので、初心者サポートについてもお聞かせください。まず、はじめてMMORPGを遊ぶユーザーに対し、本作はどのようなアピールポイントがあるでしょうか。

簡単に言うと「なんでもできるMMO」です。広い世界へ冒険に出るもよし、家の周りで家庭菜園をするもよし、作曲してみんなに演奏を聴かせるもよし、あなたの好きなことがきっと見つかるMMOです。またフィールドMAP上に建てられる家をもつことで、その世界に「住む」感覚を味わえるゲームです。

——逆に、すでに他のMMORPGを遊んでいるユーザーに対するアピールはいかがでしょうか。

このゲームは基本的には何も強制しません。装備を揃えるだけの単一なゴールを目指すゲームでもないので、好きなように自分のペースで遊んでもらえるゲームです。

——『ArcheAge』は今年で7年目を迎えようとする老舗コンテンツですが、新規ユーザーが参入するハードルはないでしょうか。

装備面では2018年10月に導入された古代装備でコツコツ続ければ比較的上位層にも追いつきやすい環境になっています。またハウジングもその他コンテンツも他人と競うようなコンテンツではないので、競争意識も少ないかと思います。懸念点としては家やカカシを建てる土地の問題がありますが、2020年4月からのアップデートで以前より土地は空く状況になるので、その面も今から参入される方には追い風になっていると思います。

——最初におっしゃったとおり、まさに「なんでもできる」が売りの本作ですが、始めたばかりのころはできることが多くて目移りしてしまいそうです。ストーリー・生活・PvPなど多数あるプレイスタイルから、どのように自分好みのコンテンツを見つければよいでしょうか。

やってみないと自分に合っているかはわからないので、いちばん手っ取り早いのは「気になることは、とりあえずやってみる」をお勧めします。また『ArcheAge』のプレイヤーは基本新規で始めた方にはとてもウェルカムな精神の方が多いので気後れせず遠征隊(ギルドようなものです)に入ってもらうのがいいと思います。

——最後に、今回のアップデートで追加される「庭園」や「冥府の夜」に惹かれてゲームを始めるプレイヤーもいると思います。高レベル向けコンテンツに対し、初心者がアクセスしやすくなるサポートはあるでしょうか。

確かに今回のアップデートで追加されるコンテンツは、高レベル向けのコンテンツが主軸となっておりますが、このような大規模アップデートを記念して、初心者の方が少しでも早く追加されたコンテンツをお楽しみいただけるように、レベルアップに応じてさまざまなアイテムが貰える「レベルアップ応援キャンペーン」や、ログインするだけで期間性のグライダーやペットなど、冒険に役立つアイテムが貰える「春の移住者応援キャンペーン」など、冒険をサポートするキャンペーンが盛りだくさんです。

——まさに、今こそゲームを新しく始めるのにぴったりなタイミングですね。ありがとうございました。

 

なお今回のアップデートを機に、長らく本作のプロデューサーを務めてきた石元氏から新たに熊木氏へとバトンが渡される。新旧ふたりのリーダーからプレイヤーに向けたコメントが寄せられているため、紹介しよう。

石元氏:
『ArcheAge』も7周年を迎えようとしており、自身もプロデューサーとしては丸6年務めさせていただいて、さらに盛り上げていくためには、若い新しい発想が必要だと思います。熊木さんは『黒い砂漠』(編集注:ゲームオンが今年4月まで運営してきたMMORPG。同月より他社に運営移管予定)での経験もあり、よりユーザーファーストの意識も高い人なのでそれを実現できると期待しています。

熊木氏:
ArcheAgeにて新たにプロデューサーを務めさせていただきます、熊木です。以前は『黒い砂漠』の運営をしていたのですが、『黒い砂漠』のプレイヤーさんの中で、『ArcheAge』もプレイされている方は多く、独特のゲームシステムやコミュニティがあることは色々な方からも聞いていました。私自身、プレイはまだまだ初心者なので、自宅からひっそりとプレイヤーさんに混じってプレイさせてもらってます。ルシPこと石元さんのようにベテランのプレイはできないですが、石元さんが大事にしてきた、プレイヤーの皆様の意見に耳を傾けることをしっかりと引継ぎながら、頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

7周年を目前にますます進化を遂げる『ArcheAge』。新規プレイヤーにもその門は広く開かれているため、興味のある人はアップデートを機にデビューしてみてはいかがだろうか。「ArcheAge6.5 庭園」は4月22日に配信予定だ。

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