『龍が如く8』の「現代あるあるネタ」の尖りがヤバい。『パルワールド』50時間ぐらいプレイ後の感想。全裸おじいちゃんビーチバレー遊ぶ。今週のゲーミング

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Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。425回目です。適度な運動をとるの、難しいですよね。


ネコ撫で要素あり


今週は『Momodora: 月影のエンドロール』をプレイ。メトロイドヴァニア・アクションゲーム『Momodora』シリーズの最新作です。前作『Momodora: 月下のレクイエム』はシリーズの前日譚となる作品だったため、前々作『Momodora III』のその後の物語が描かれ、本作にて完結とのこと。基本的なゲームシステムに大きな変化はなく、前作でのパッシブアイテムは紋章システムへと進化。プレイスタイルのカスタマイズ性が高まっている。

とりあえず1周クリアし、アレンジモードを進めている段階での感想としては、演出面がとてもリッチになった。前作に続きキャラは頭身が高く表現され、ワイド画面化に伴い視点はやや引き気味に。美しく描かれたステージが映える。また会話では主人公のモモも喋るようになり、仲間とのやり取りやストーリー展開をより楽しめる。ボリュームはやや少なめですが、とても遊びやすくてオススメです。
by. Taijiro Yamanaka


お、オートバトラーじゃん!?


今週はボードゲームアリーナ(通称、BGA)であるボードゲームを楽しんでいました。BGAとは、古今東西のボードゲームをネット上で遊ぶことができるWebサイト。そんなBGAにて、筆者が日夜プレイしているのが、昨年日本語版がリリースされたカードゲーム『チャレンジャーズ!』です。

本作はトランプの「戦争」に、カード効果が組み合わさったゲーム。最初はどのプレイヤーも同じデッキからスタート。戦闘を終えるとカードの追加・除外を行うデッキ構築フェイズへ。それが終わったらまた次の戦闘へ。それを何度か繰り返し、最終的な勝者を決めるのが本作のルール。カードの効果はさまざまで、倒されると味方にバフを与えるものや、相手のデッキからカードを除去するもの、自分のデッキに見知らぬカードを追加するものなどバラエティ豊か。自分のデッキのシナジーを完成させながら、対戦中の相手デッキを見て弱点を探っていくのがとても楽しい。

4人以降はローテーションで複数回戦うところなど、ボードゲームというよりオートバトラーの作品に近いように感じます。それを感じたと同時に、オートバトラーの複雑な要素をオミットし、ポップなアートと理解しやすいルールで子供でも楽しく遊べるカードゲームにした制作者の手腕に思わず唸りました。カードゲームやオートバトラーが好きな方なら絶対楽しめます。BGAなら無料で遊べるので、ぜひ。
by. Tamio Kimura


朝起きて、気づけば夕方


今週は話題となっている『パルワールド』をプレイしていました。ここ数日寝ても覚めても『パルワールド』の世界に入り浸り、気づけばプレイ時間は既に50時間を超える勢い。ゲーム内のレベルも45になり、装備品や拠点なども充実してきました。

このゲームは可愛らしいパルたちを捕まえるだけでなく、パッシブ厳選・配合・限界突破・ラッキーパルなどなど……やれることの幅が非常に多いゲームです。厳選のためのパル乱獲にスフィアが必要なのですが、ここまでくるとスフィア1個に必要となる素材が非常に重くなってきます。素材を手に入れるために第二拠点を採掘所とし、パルたちを奴隷のごとく働かせるも、今度は食糧問題に突入。食料問題を解決するために、第三拠点に畑を配置しております。三つの拠点にそれぞれ特性を持たせながら、終わることのないパル捕獲の循環を作りあげることに成功しました。

「さて材料は揃った!さぁ、スフィアを作るぞ!」と思ったのも束の間、今度は電力問題に突入したりするのです。一つを疎かにすると、すべてが瓦解する。この繊細な拠点バランスを維持し続けるために、明朝4時にプレイを始めて、時計を見れば夕方になっておりました。久しぶりに「時間が溶ける」感覚を味わったゲームです。
by. Mayo Kawano


本や映画や演劇と同じように、ゲームは私たち自身を表すためのもの


Now Gamingには初参加というところで、先週まで遊んでいた『Retired Men’s Nude Beach Volleyball League』の話をさせてください。2年ほど前にリリースされた作品なのですが、全裸のおじいちゃんたちがビーチバレーに興じる“いかにも間の抜けた”設定からは予想できない、人生の機微をしみじみと感じるストーリー展開に心を奪われました。「なぜこんな一風変わったゲームが作られたのか」その真実は世にあふれる多くのタイトルにも当てはまるだけでなく、ジャンルを超えたあらゆる表現行為にも通じるものがあり、本作に込められた開発者らの思いとゲームへの温かなまなざしが感じられます。

私事ながらゲームメディアでのお仕事は約1年半ぶりとなります。しばらく離れていた間に個人でゲームを紹介する活動などもしていたものの、再びこうした媒体に携われることが感慨深く、書き手としてどのような発信をしていきたいかあれこれ自分自身に問いかけたりもしました。その思いの一部は私のライタープロフィールにも記させていただきましたが、『Retired Men’s Nude Beach Volleyball League』に登場した一節も実は盛り込んでおります。そんなこんなで、大きな影響を受けた作品として折に触れ思い出していきたいと考えているしだいです。これからどうぞよろしくお願いいたします。
by. Yuta Tanaka


パロディにツッコミながら遊ぶと楽しい


発売された『龍が如く8』を遊んでいます。『龍が如く』シリーズといえば、「今を切り取る」ネタやフレイバーを散りばめられている作風も強めですが、今作は過去最高。暴力団を締め出すという下地設定から、マスクに関するタッチ、女性に対する扱い、ジャーナリズム系YouTuberなど、とにかく今っぽい要素のパロディがめっちゃ多く、かつ単に登場させるだけでなく、風刺が効きまくってたりそれらを物語の本筋に盛り込んだりと、尖りがすごい。過去最大の大作なのに、過去最大級に尖っており、そういうヒリつきが本作ならではの体験につながっていると感じます。以前横山総監督にインタビューした際に「今を切り取るゲームだから急いで届けないといけない」という話をされていましたが、ものすごく納得です。

個人的にお気に入りなのは、マッチングアプリ。自己PRの構文パターンも用意できたり、課金システムが存在したり。会話もやたらリアル。これ一個買い切りアプリとして遊んでも満足できるレベルでした。ミニゲーム含めて、すべてのコンテンツに「オチ」が用意されているので、ツッコミながら遊ぶのも楽しい。関西人の性か。
by. Ayuo Kawase

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