『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は50時間ぐらいから面白さ加速。『ディアブロ4』はWW馬場をチョイス。『LoL』探索アクションがよかった。今週のゲーミング

 

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。391回目です。風邪にはご注意を。


行き届いた親切機能


『コンバージェンス:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』をクリアしました。フルコンプまで10時間ほど。本作はメトロイドヴァニアとしては物語主導色がかなり強く、そのストーリーは引き込まれるものがあり、ボリューム少なめながら満足度が高かった。なお、本作には『LoL』の世界観を表す難しい言葉が多く登場しますが、収集要素にも絡む用語集のようなものがあるため初心者でも安心です。

逆に“『LoL』は好きだけどアクションは苦手”というファンを考慮してか、取っ付きやすいシステムも用意。主人公エコーの体力や敵の強さ、ステージレイアウトなどを細かく調節できる。エコーの時間巻き戻し能力にしても、その場でミスを帳消しにでき便利です。もっとも、そうした能力は単なる便利機能では終わらない強化が可能。そして強化するには探索が欠かせず、その先では手強いアクションパートが待っていることも。乗り越えて強くなれってことですね。
by. Taijiro Yamanaka


跳ぶ、吠える、回る。跳ぶ、吠える、回る。


今週は現在先行アクセス中の『ディアブロ 4』を遊んでいました。シリーズに親しんでいる筆者はとりあえず“WW馬場”をチョイス。回転して竜巻のごとく敵を巻き込むスキル「ワールウィンド」を駆使するバーバリアンのビルドを示す言葉です。このビルドはシリーズ2作目からポピュラーであり、「吠える、吠える、吠える、跳ぶ、回る」「回る、回る、たまに薙ぎ払う」などいろいろあったのですが、とにかく回る所は共通です。

最新作ではまず、筆者お気に入りの跳躍攻撃「リープ」および叫んで攻撃力を上げる「ウォークライ」とあわせて、敵の集団に飛び込んで叫んで大回転するビルドに。何千時間と繰り返してきたはずの跳ぶ、吠える、回るのループが、また楽しい。いくらでも回れる。ただ各スキルの使い勝手も当然ながら過去作からいろいろ調節されており、これから模索していくのが楽しそうです。当分はあえてビルドガイドなど見ずにプレイしたく思います。

ほか、レベルスケーリング導入・オープンワールド化・シームレスマルチプレイ要素もかなり馴染んでおり驚き。あと、筆者はこれまでのシリーズ作品をPC版で遊んでいたので「コントローラーが使える『ディアブロ』」も初体験で新鮮。これから順応していきます。
by. Seiji Narita


50時間目までチュートリアル感


『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を遊んでいます。ゲームとしては結構遊んでいて、中盤といえるぐらいかな。自分的には50時間遊んだぐらいから、面白さが加速している印象です。序盤も面白かったのですが、圧倒されていたというのが強い。広大な世界とすごいギミックがある。でも大きすぎて、全然マップは埋まらないし、ギミックも活用できない。達成できる目標も少なく、圧倒されて進行モチベがあまりなかった。

で、中盤になって達成できる目標が多くなり、かつ明確になることで「あれもしたいこれもしたい」状態に。こうなればずっと楽しい。ただ、この状態になったのは性格上の問題かも。自分は明確な達成目標があり、それを完遂することでモチベ上がるタイプ。自由になんでもやっていいと言われると、嬉しいながらちょっと困っちゃう。自分で楽しさ見つける前に、用意された楽しさを味わいたくて。そういう意味では、序盤は自由すぎて困惑してたのかもしれません。

一方で、序盤の自由さがこのゲームをオープンエアーたらしめているわけで。むしろ中盤からの流れが好きじゃない人もいそうです。このゲームはとにかく自由度が高くて、膨大で、遊び方もバラバラ。遊び方によって体験が変わるし、あるいは遊び方によってゲームそのものの評価も変わるかもしれません。最近はメインばかり進めていましたが、単調さを感じてしまったので、今は天空探索中で楽しい。味変できるのも魅力ですね。
by. Ayuo Kawase