人間関係どろどろ中世コロニーシム『Norland』公式、“クソデカアプデ”をすると発表。ほかに表現できないくらい大型アプデ
Long Jauntは3月22日、『Norland(ノアランド)』の新規大型アップデート「A Damn Big Update(クソデカアップデート)」の詳細を発表しテスト配信した。

デベロッパーのLong JauntおよびパブリッシャーのHooded Horseは3月22日、『Norland(ノアランド)』の新規大型アップデート「A Damn Big Update」の詳細を発表。テストとしてSteamベータブランチ向けに配信開始した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセスとして配信中で、ゲーム内は日本語表示にも対応している。
『Norland』は架空の中世ヨーロッパ風世界を舞台とした、コロニーシミュレーションゲームだ。『RimWorld』『Crusader Kings』『Caesar』といった作品から影響を受け制作されているという。本作では、小さな王国たちが割拠し、互いに争い合う戦乱の時代となっている。プレイヤーはとある貴族の一族を率いて、自らの王国を運営する。代替わりしていく貴族たちの人間ドラマや、やけに生々しい人間関係の描かれ方も魅力となる作品だ。
本作向けに3月22日、「A Damn Big Update」が配信され、詳細が発表された。日本語に訳すとすれば、「クソデカアップデート」といったニュアンスになるだろう。Steamのベータブランチ機能を通じて、テストとして配信中だ。同アップデートの名称はかなり砕けた印象となっているものの、同発表を記した本作ゲームデザイナーのDmitry Glaznev氏によれば「これよりいい名前が思い浮かばなかった」という。
同アップデートでは、「コアゲームプレイへの根本的な変更」が複数盛り込まれており、プレイヤーにとって馴染み深いシステムにも影響があるという。そうして多くのアップデート内容が盛り込まれており、いくつかの要素についてはコミュニティ側の提案が発端となっているようだ。

同アップデートの主な内容としては、指示・移住・処刑台・犯罪・酒など多岐にわたる要素がリワーク。Guest(賓客)やPuppets(傀儡)、労働者の割当、狩りのロジックといった要素もよりよく機能するよう改善されたという。新たな敵・音楽・木々なども追加実装され、チュートリアルもアップデート。プレイヤーのフィードバックに基づいたゲームバランス調整もおこなわれたという。

なお、アップデート前のセーブデータもベータブランチにて利用可能とのこと。ただし、一部機能を試すには新規ゲームを開始する必要があるほか、ベータブランチでのセーブデータはメインブランチには持ち込めないとのこと。また、ベータブランチでは現在不具合が報告されており、そちらも把握しており対処中とのこと。詳細なアップデート内容については長大となるため、公式発表を確認してほしい。
『Norland(ノアランド)』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。