Bethesda、『Fallout 4』向けのDLCシーズンパスを発表。『Fallout』や『TES』開発スタジオのタイトルで初の導入に


Bethesda Softworks(以下、Bethesda)は、公式ブログにて『Fallout 4』 のシーズンパスを正式発表した。『Fallout』や『The Elder Scrolls』シリーズで知られるBethesda Game Studios初となるシーズンパスの導入で、『Fallout 4』の全DLCを収録し価格は30ドルとなる。(ただし『TES』や『Fallout』シリーズでは、Game of the Yearエディションなどで全DLCを収録した完全版がリリースはされている)

『Fallout』や『TES』開発初のシーズンパス

f4-seasonpass-440現 在はゲーム本編の開発に取り組んでいるため詳細は未定ながら、DLCは来年初頭から順次リリースが開始される予定だという。Bethesdaは『TES IV: Oblivion』や『Fallout 3』、『TES V: Skyrim』を例に挙げ、最低でも全DLCに40ドル分の価値はあると説明する。またBethesdaがさらにDLCに着手すれば価値はそれ以上にも、 と続けた。

Bethesdaはかつて馬の体力を向上させる“馬の鎧”が購入できるようになるというDLC「Horse Armor Pack」を2.50ドルにて販売しており、「ただ馬の鎧を購入するのにお金が必要なのか」と海外メディアやユーザーから批判を浴びた過去がある。現在で はそういった小規模DLCは展開しておらず、『TES V: Skyrim』では新たなエリアを追加する「Dragonborn」や家屋を建てられるようになる「Hearthfire」など、“DLC以上、拡張パッ ク未満”の追加コンテンツをリリースしてきた。

なおBethesdaは、発売後の無料アップデートも続けてゆくことを明らかにしている。「馬上戦闘」や「レジェンダリーモード」などが追加された 『TES V: Skyrim』のアップデートのように、バグや問題の修正だけでなく、新たな機能や要素も追加してゆく予定だという。また海外メディア向けにインタビュー などで伝えられていたように、Mod開発ツール「Creation Kit」がPCで2016年初頭に配信されることがあらためて伝えられている。この「Creation Kit」にて製作されたModは、Xbox OneやPS4にも対応する予定だ。