『ライザのアトリエ』チャットAIアプリ『RyzaChat:AI』運営元、「利用規約の範囲でライザと会話して」と注意喚起。さっそくの“禁止行為”横行を受けてか

一部ユーザーの利用方法に関して、注意喚起をおこなっている。

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デベロッパーのSpiralAIは8月27日、『RyzaChat:AI ライザと創るあなただけのひと夏の夢物語』(以下、RyzaChat:AI)について「利用規約に違反する行為への対応とお願いについて」と題する記事を公式Xアカウントにて投稿。一部ユーザーの利用方法に関して、注意喚起をおこなっている。

本作は、RPG『ライザのアトリエ 1〜3』の世界を舞台に、「話すだけ」で旅・調合・戦闘までを楽しめる、フリーシナリオ型のAIチャット形式RPGだ。コーエーテクモゲームスよりライセンスを受けて開発された。決められたシナリオはなく、『ライザのアトリエ』シリーズの主人公であるライザとの会話を通じて物語を紡いでいくことが可能。「RPGモード」の進行に応じてクエストをこなしていけるほか、「雑談モード」にてライザとゆっくり過ごすことも可能だ。

そんな本作は、当初8月18日にリリース予定であったが、サーバー環境を強化してからリリースに臨むために、サービス開始の延期を発表。そして8月25日に国内向けに提供開始された。

そして今回、『RyzaChat:AI』運営チームは、ユーザーへの“お願い”を含む記事を投稿した。まず、利用規約を改めて確認し、その範囲でライザとの時間を楽しんでもらうように呼びかけている。というのも、本作ではプロンプトインジェクション、すなわち送信するメッセージの内容を工夫することで、本来制限されているはずの応答を無理やりライザから引き出すような操作が一部のユーザーによっておこなわれ、SNSで物議を醸していた。

たとえば『RyzaChat:AI』の利用規約の第8条1項では、技術的制限を回避する行為や、生成されたメッセージを「卑猥な目的」や「公序良俗に反する目的」などで利用する行為をはじめ、さまざまな行為が禁止行為として定められている。前述したような利用法は、こうした禁止行為に該当するとみられ、規約違反にあたる可能性がある。

また、アプリ内のキャラの素材・音声等のデータを抽出し、コンテンツ制作等に利用する行為が確認されているとのこと。こちらについても、リバースエンジニアリング等にあたる行為として規約で禁止されている。SNS上では、生成AIを用いて開発元が制作・提供していないライザの画像・動画の拡散も確認されているといい、そうした行為についてもやめるように呼びかけている。悪質なケースについては、関係各所と連携のうえ、適切に対応していくそうだ。

一部ユーザーによる規約違反にあたるような行為がさっそく問題視されている本作。一方で、あわせて公開された別の記事では、『RyzaChat:AI』が多くのユーザーの楽しんでもらえていることへの感謝を述べられている。ライザの発話は100万回を突破したといい、感謝を込めて900会話トークン(無償)がプレゼントされるとのこと。対象となるのは、日本時間8月28日20時時点までにサブスクリプションプランに加入したユーザーだ。

なお、公式投稿では一度遊んで終わるサービスにはしないとの方針も示され、季節やイベントに合わせた新しいスキンの実装をはじめ、ライザとの会話をより楽しめるためのアップデートも継続的におこなっていくとしている。また、新しい遊びの形として、最大4人でライザと一緒に物語を進める「マルチ対話モード」の実装も計画しているとのこと。詳細が決まり次第、順次知らせるそうだ。

RyzaChat:AI ライザと創るあなただけのひと夏の夢物語』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料にて配信中だ。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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