『原神』Ver.5.0アプデでグラフィック全面アップグレードへ。あわせて要求スペックも引き上げ

HoYoverseは5月9日、『原神』のVer.5.0にてグラフィックと機能のアップグレードをおこなうことを発表した。あわせて要求されるデバイススペックが引き上げられることも伝えられている。

HoYoverseは5月9日、『原神』のVer.5.0にてグラフィックと機能のアップグレードをおこなうことを発表した。あわせて要求されるデバイススペックが引き上げられることも伝えられている。


『原神』は、HoYoverseブランドから配信中のオープンワールドアクションRPGだ。7つの国や元素が存在する世界テイワットを舞台に、主人公の旅人の冒険が展開される。さまざまなロケーションやキャラクターが美麗なセルシェーディングのグラフィックで描かれている点も持ち味となっている。なおこれまでアップデートを重ねて新キャラの実装やマップ拡張などがおこなわれており、4月24日に実施された最新アップデートVer.4.6ではアルレッキーノが実装されたほか、フォンテーヌの新エリア「ノストイ地区」および「往日の海」が開放された。

そんな本作に向けて将来予定されているVer.5.0にて、ゲーム全体のグラフィックと機能のアップグレードが実施されることが発表された。要求されるデバイススペックも高まることが伝えられており、最低要求スペックがなるべく変わらないように適切なスペック改善策が採用されるとのこと。一方、Ver.5.0のアップグレードの影響を受ける見込みのデバイスも発表されている:

iOS
プロセッサーがA12以下のモデル

Android
プロセッサーが下記のものを下回るモデル:Snapdragon 865、Dimensity 1200(8050)、Kirin 9000SL、Samsung Exynos 1080

PlayStation
PlayStation 4全モデル

上記のデバイスは現在のバージョンと比べて、グラフィックの質にある程度の低下が生じる可能性があるという。たとえばiPhoneでは、これまで「推奨及び対応可能デバイス」とされていたiPhone XS Max以前のモデルもアップグレードの影響を受ける見込みとなる。上記デバイスでのプレイにおいては画面の一部の細かな表現や小さなオブジェクトの精度が下がったり、一部エフェクトの表示距離が短くなったりといった状態が発生するそうだ。

2020年9月のリリースから今年で4周年を迎える『原神』。昨年8月にはPC/PS5/PS4向けに間接光を表現するシステム「グローバル・イルミネーション」が実装されていたが(関連記事)、Ver.5.0では要求スペックが引き上げられ、すべてのプラットフォーム向けにさらなるグラフィック強化がおこなわれるようだ。アップグレード内容の詳細は不明であり、続報にも注目したい。

原神』は、PC/PS5/PS4 iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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