マルチ対応・WW2戦争ストラテジー『Men of War II』5月16日リリースへ。高評価RTSがパワーアップ、戦車や歩兵がリアル物理演算で躍動する

 

パブリッシャーのFulqrum Publishingは現地時間4月23日、Best Wayが手がけるRTS『Men of War II』を2024年5月15日にリリースすると発表。日本では時差の関係で5月16日のリリースとなる見込みだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。ストアページによればゲーム内表示は日本語に対応する。


『Men of War』シリーズは、第二次世界大戦をモチーフとした、RTS(リアルタイムストラテジー)のゲームだ。同シリーズでは『Men of War: Red Tide』『Men of War: Vietnam』『Men of War: Condemned Heroes』といった作品が展開されてきた。今回の『Men of War II』は、そうした『Men of War』の正式な続編となる。

『Men of War II』では、歴史的な正確性を追求しているといい、物理演算によるリアリティある表現なども特徴となるそうだ。またシリーズ史上もっとも広範かつ詳細と謳われる、3勢力、45種類の大隊、400種類近くのユニットを指揮することが可能となる。前作『Men of War』でも可能であった、一つのユニットを直接操作するシステムも引き続き搭載。歩兵や大砲、戦車など、さまざまな兵装・兵種などを巧みに操り、敵を撃滅することとなるだろう。


また本作にはキャンペーンモードが存在。3つのシナリオが実装されているとのこと。これらは独ソ戦における「バグラチオン作戦」や、連合軍による「オーバーロード作戦」など、史実における作戦がモチーフとなっている。

加えて本作ではマルチプレイが可能となっている。マルチプレイでは、自分も含めた最大5人のチームを組み、戦闘することができる。雪、砂漠、都市といった多種多様な地形・バイオームを備えた25種のマップについては、時間帯や天候を指定することもできる。

そしてルールとしては歩兵を使った占領戦「Front Line」、敵軍の撃破数で競う「Combat」、さらには戦車専用モードなども存在。プレイヤーの好みにあわせ、自由にルールやレギュレーションを設定しつつ遊ぶことができるだろう。


前作の『Men of War』は、ボリュームの多さ、グラフィックなどを代表としたリアリティ、そしてRTSでありつつも、個別のユニットを操作できるモードのユニークさなどもあり、高い評価を受けている。Steamユーザーレビューにおいても、約2800件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得する人気作だ。最新作となる『Men of War II』でも、好評を博した点を引き継ぎつつ、さらなるボリュームアップが図られているかたちだ。

『Men of War II』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに5月16日リリース予定だ。