ショットガン・ロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』早くも売上50万本突破。“圧倒的に好評”のSteam版リリースからわずか5日

 

インディー開発者のMike Klubnika氏は4月10日、ロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』の売り上げが50万本を突破したと発表した。また、最新アップデートを配信開始している。


『Buckshot Roulette』は、ロシアンルーレットをテーマにしたゲーム。プレイヤーはショットガンを使ったロシアンルーレットにて、ディーラーと1対1で命を賭けた勝負をする。ショットガンには実弾と空の弾薬がさまざまな数のバランスでランダムに装填。そしてプレイヤーとディーラーが交互に、次は実弾だと思うなら相手に向けて、空の弾薬だと思えば自らに向けて引き金を引く。プレイヤーとディーラーにはそれぞれ体力が存在し、被弾を重ねどちらかの体力が尽きればラウンド終了だ。

勝負は3ラウンド制でおこなわれ、2ラウンド目以降にはランダムに提供されるサポートアイテムを使用可能。体力を回復するタバコや、ショットガンの砲身を切って威力を2倍にするノコギリ、次の弾薬が実弾かどうかを確認できる虫眼鏡、次の弾薬を抜くビール、相手のターンを強制スキップさせる手錠などのアイテムがある。ディーラーもアイテムを使用するため、勝利するには上手く駆け引きをして出し抜くことが求められる。


本作は、昨年12月にitch.io向けに先行してリリースされ、今年4月5日にSteamでも配信開始。そして本日4月10日に、売り上げ50万本を突破したことが発表された。Steam版の販売元CRITICAL REFLEXとの連名でSteamストアページにおいて発表されているため、おそらくSteam版のみでの数字であると考えられる。となると、発売からわずか5日での記録達成となる。

本作は、itch.io版にて大きな人気を獲得し、話題作としてSteamでもリリース。本稿執筆時点で、Steam版のユーザーレビューには約7800件が投じられ、その内の96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。また同時接続プレイヤー数においても、これまでのピーク時には約9000人を記録(SteamDB)。こうした人気ぶりや、300円程度で購入できる手頃さが、売り上げ50万本を早々に達成することに繋がったのだろう。


なお今回の発表にあわせて、本作のSteam版向けに最新アップデートが配信されている。内容としては、弾薬の色を判別しやすくする調整機能が追加されたほか、バランス調整やバグ修正が実施。アイテムの期限切れの薬における、体力を2つ回復するか1つ失うかの確率は半々に調整された。また、ローカライズの修正が実施されており、日本語も以前より自然な翻訳に変更された部分がある。アップデートの詳細はパッチノートを確認してほしい。

『Buckshot Roulette』は、PC(Steam/itch.io)向けに配信中だ。今後は対戦マルチプレイモードの実装が計画されているほか、Steamトレーディングカードなどへの対応も進めるとのことである。