“JRPG風”SFファンタジーRPG『Runa』正式発表。傑作の要素をいろいろ融合、ロマンス・生活要素も盛り込んだ野心作


インディーデベロッパーのFennec Studioは4月3日、SFファンタジーRPG『Runa』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Runa』はいわゆるJRPGにインスパイアされたというRPGだ。舞台となるのは、「runas」と呼ばれる古代文明の技術が利用される世界。4人パーティでのオーソドックスなコマンドベースの戦闘システムと、セミオープンフィールドの探索を軸にしたSFファンタジーの世界を冒険するRPGとなるとのこと。メインとなる要素のほかに、釣りや料理などのミニゲーム要素も実装される予定。時間や天候の変化のほか、さまざまなキャラクターとのロマンス要素もあるという。ゲームエンジンとしてはUnreal Engine 5が採用されている。


本作を手がけるのはスペインに拠点を置くFennec Studio。ディレクターのRuna Felix氏を中心とした3名の小規模チームで開発中。2021年5月から開発が進められており、本作の開発においては古典的、および現代的なJRPGに大きな影響を受けていると語っている。具体的なタイトルとして、戦闘システムは『ペルソナ5』のようなスタイリッシュなUIと『ファイナルファンタジーX』のようなフレキシブルなターンシステムを目指しており、またフィールドにおいては『ゼノブレイド』シリーズを参考にしているとのこと。


トレイラーでは本作のアニメーション調の美しい3Dグラフィックが確認できる。また本作の世界観に特に大きな影響を与えている作品として『黄金の太陽』シリーズが挙げられている。影響を受ける要素はデザインのみならず、「エレメント」を利用したフィールドパズルにも強く反映されているそうだ。さまざまな作品の影響を受けていることが公言されており、多彩な要素を盛り込んだ野心的な作品となりそうだ。

また本作の正式発表と共にKickstarterでのクラウドファンディングプロジェクトのスタート日時も発表された。プロジェクトは4月16日スタート予定。公式Xアカウントでは本作のアートワークも多数公開されているので、世界観に興味をもった方はチェックしておくとよいだろう。

『Runa』はPC(Steam)向けに開発中だ。