ローグライトアクション『フィッシュオアチキン』正式発表。YouTubird配信者“ニワトリ”が、迫り来る魚を退治するヴァン“鯖”アクション

 

デベロッパーのサークルXXLおよび国内のゲーム開発者まじく氏は7月19日、『フィッシュオアチキン』を正式発表。Steamストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本稿執筆時点でウェブ体験版がUnityroomにて公開されている。


『フィッシュオアチキン』は、見下ろし型ローグライトアクションだ。プレイヤーである「ニワトリ」はYouTubirdとして活動する配信者で、不審な影が巣食うビルの調査を依頼された。ビルに巣食う霊体の「サカナ」を相手に、プレイヤーは武器や装備を駆使。制限時間である7日間のうちに、ビルの謎を解き明かしていくこととなる。本作は『Vampire Survivors』系に部類されるゲームであるが、一日ごとにインターバルが発生する方式となっている。

Steamストアページによると、本作には本稿執筆時点で3つのクラスが存在するようだ。特殊能力はないが初期ステータスが高めの「コーチン」、ブロックが体当たりで破壊可能となる「シャモ」、そしてアイテム制作時間が短縮される「ヂドリ」。それぞれの長所や短所を考慮しつつ、キャラクターの特性を活かしたプレイスタイルが楽しめそうだ。

本作においてプレイヤーは一日ごとの開始段階で、アイテムや装備を購入することが可能。購入したアイテムの組み合わせ次第では、その日の戦闘を有利に進めることが出来るようになる。ただし購入の対価として、その日の残り時間を支払うため、ステージの攻略に必要な制限時間が低下してしまうことに注意が必要だ。アイテムは最大16個まで所持することが可能。同じアイテムを3つ消費することで、同種でより高いランクのアイテムを入手することが出来るといったレベルアップ要素もあるようだ。残り時間と事前購入のバランスを考えながら、武器や装備の組み合わせでハイスコアを目指していく。


『フィッシュオアチキン』のニワトリはYouTubirdであるため、プレイ中の画面には某動画サイトを彷彿とさせるようなコメント欄が表示される。コメント欄にもたらされる反応は「草生える」といったリアクションから、「このコメントは削除されました」という規制メッセージなどさまざまだ。そのなかでも青色コメントは、いわゆる“投げ銭”となっている。視聴者によって支払われた金額に応じて、プレイヤーの所持金が上昇する仕組みだ。持ち前のプレイヤースキルで視聴者を魅了させながら敵を討伐していくことで、先の戦闘を有利に進めることができるだろう。

サークルXXLおよびに国内のゲーム開発者まじく氏は、過去にSteamにて横スクロールシューター『超僧大戦Z』をリリース。こちらも迫り来る敵を薙ぎ払い、活路を見出していく作品となっている。なお『フィッシュオアチキン』においては、ウェブ体験版が公開中。本稿執筆時点ではUnityroomよりプレイが可能となっている。本作に興味が引かれたひとは、ぜひウェブ体験版を試してみるといいだろう。


『フィッシュオアチキン』は、PC(Steam)向けに発売予定。迫り来る魚の群れを退治し、勇敢なニワトリとしてYouTubirdデビューしてみたいひとは、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはどうだろうか。