SNK、“格闘ゲーム以外”の過去のIPを蘇らせることを目指しアリカとの協業に合意。保有IPの「リヴァンプ(再生・復活)」推進へ

 

SNKは3月12日、保有するIPのリヴァンプ(再生・復活)の推進を目的とした、アリカとの協業に合意したと発表した。


発表にてSNKは、同社はNEOGEOをはじめとするSNKブランドのゲームコンテンツを200以上所有しており、過去のIPを再生・復活させるリヴァンプを現在推進していると報告。その一環として、優れたゲーム開発力を有し、同社IPにも精通しているアリカとの協業をおこなうことを決定したとのこと。

アリカは、『ストリートファイターII』の生みの親として知られる西谷亮氏が代表取締役を務めるゲーム開発会社。『ストリートファイターEX』シリーズや『ファイティングEXレイヤー』などを手がけ、『鉄拳』シリーズなどの格闘ゲーム開発にも参加した実績をもつことで知られる。また格闘ゲーム以外にも、『TETRIS 99』や『フォーエバーブルー』など幅広いジャンルの作品を手がけている。


なお、SNKが再生・復活させる具体的なIPなどの詳細については今後発表されるが、今回のアリカとの協業においては、格闘ゲーム以外のIPを予定しているとのこと。また、アリカ取締役副社長の三原一郎氏によると、今回の協業には資本提携は含まれていないそうだ。今後両社によってどのような作品が現代に蘇るのか、続報に注目したい。