『餓狼伝説 City of the Wolves』は2025年前半に発売へ。グリフォンマスクら参戦や、新キャラ・新システムをチラ見せする最新映像公開

 

SNKは3月18日、対戦格闘ゲーム『餓狼伝説 City of the Wolves』の最新トレイラー2本を公開し、本作を2025年前半に発売することを明らかにした。対応プラットフォームについては未公表。

『餓狼伝説 City of the Wolves』は、1991年リリースの『餓狼伝説 宿命の闘い』から続く対戦格闘ゲームシリーズの最新作だ。同シリーズは、1999年に発売された『餓狼 MARK OF THE WOLVES』以降新作リリースが途絶えていたが、2022年8月に本作の開発が決定したことが発表。このたび26年ぶりの新作として正式なアナウンストレイラーが公開された。

アナウンストレイラーでは、これまでに参戦が明らかになっていたテリー・ボガードとロック・ハワードのバトルの様子が映し出されている。また映像後半では、「REV GUARD」「REV BLOW」「REV ARTS」「REV ACCEL」といったワードが表示。詳細はまだ明かされていないが、本作には「REV」という新システムが導入されるという。

2本目のトレイラーは、本作の参戦キャラクターの紹介動画だ。テリー・ボガード(CV:近藤隆)とロック・ハワード(CV:内田雄馬)に加え、双葉ほたる(CV:石見舞菜香)やグリフォンマスク(CV:花田光)といった、『餓狼 MARK OF THE WOLVES』にも登場したキャラクターの参戦が新たに決定している。映像の最後では、テリーの超必殺技であるパワーゲイザーをロックが繰り出すシーンがあり、キャラクターとしてさらに進化しているようだ。

そしてもうひとり、PREECHA(CV:安済知佳)という新キャラクターも披露された。どういったキャラクターなのか情報はまだ公開されていないものの、何かの研究者であることをうかがわせる台詞を述べている。また彼女のバトルスタイルや出で立ちは、『餓狼伝説』シリーズの人気キャラクターでムエタイ使いのジョー・ヒガシをどことなく彷彿とさせる。

ちなみに、昨年8月に公開されたティザー映像では、これら以外のキャラクターの参戦も示唆されていた。またプロデューサーの小田泰之氏は、当時の段階でプレイアブルキャラクターのうち7〜8人はひと通り動かせる状態だとコメントしており、参戦キャラクターはまだまだ存在する模様である(関連記事)。


『餓狼伝説 City of the Wolves』は、2025年前半に発売予定。対応プラットフォームは未定だ。

なお、本日3月18日に開催された『THE KING OF FIGHTERS XV』の大会「SNK World Championship 2023」のステージに登壇した小田泰之氏によると、4月27日〜29日に有明GYM-EXで開催される格闘ゲーム大会「EVO Japan 2024」にて、本作の初試遊イベントを実施するとのことだ。