“3Dメトロイドヴァニア”『ABYSS X ZERO』発表。ふたりの少女がハンマーやガトリングで、探索しながらメカと戦う

 

デベロッパーのStudio Pixel Punkは3月7日、『ABYSS X ZERO』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。またトレイラーによると、ほかの対応プラットフォームについても後日発表予定だ。

『ABYSS X ZERO』はローポリゴンのグラフィックで描かれる3Dアクションゲームだ。ジャンルは「3Dメトロイドヴァニア」とされている。舞台となるのは、戦闘用メカなどが存在する近未来風の世界。プレイヤーは奥深いダンジョンが複数存在する広大な世界を探検し、スタイリッシュな戦いを繰り広げることになるという。現代風の都市や荒野など、さまざまなロケーションを冒険することになるようだ。

本作では、使用可能なキャラクターは二人用意される。それぞれコードネームAとコードネームZとよばれており、両者は戦う運命にあるという。選択しなかった方のキャラクターと戦う展開などがあるのかもしれない。キャラクターはそれぞれユニークなアビリティをもっており、戦闘スタイルや環境との関わり方が変わってくるとのこと。トレイラーでは、黒髪のキャラクターがグラップリングフックのようなものを使い、遠くの足場や巨大な敵に取りついているシーンが存在している。キャラクターごとに違った方法でダンジョンやボスを攻略していくことになるのだろう。

戦闘では剣や銃を使い、敵の攻撃を回避しながら戦うことになるようだ。また斧やハンマー、ガトリングガンなど、武器の種類はさまざま存在する様子。そのほかバイクも用意されるようであり、いろいろな武器や道具を使って敵と戦うことができそうだ。またダンジョンの攻略の際は鍵を探して開けたり、足場をジャンプで乗り継いでいったりといった要素が存在する模様。敵と戦いつつ謎を解いて、ダンジョンを進んでいくことになるようである。


本作を手がけるStudio Pixel Punkはブラジルに拠点を置くゲームスタジオだ。Tiani Pixel氏とFernanda Dias(IronFairy)氏のふたりでゲーム開発をおこなっている。過去には、2Dアクション『UNSIGHTED』を制作している。同作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約1250件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。軽快なアクションや探索要素、適度な難しさのパズルなどが好評を得た。本作『ABYSS X ZERO』では2Dから3Dへと表現方法は変わっているものの、ゲームプレイ面では前作のノウハウが活かされそうだ。

ABYSS X ZERO』はPC(Steam)向けに配信予定だ。またほかの対応プラットフォームについても後日発表予定だ。