記憶喪失ロボット育成シム『ロボット少女は夢を見る』発表。ロボットバトルに惹かれた少女が、大会優勝を目指したり、他人との交流を楽しんだり

 

国内の同人サークルDeskClub Games(机倶楽部)は2月24日、『ロボット少女は夢を見る-RobotBattleChampionship-』(以下、ロボット少女は夢を見る)のSteamストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリース予定は2024年内としている。


『ロボット少女は夢を見る』は育成シミュレーションゲームだ。舞台となるのは、AI技術か進歩した近未来の「アストロメア」と呼ばれる都市。AI技術の発展によりロボットは人との同じように意思を持って思考し、生活するようになりつつあった。

本作の主人公は記録がないロボットの女の子。彼女はゴミ捨て場にて、記憶を失った状態で目を覚ます。その際に、テレビに映っていたロボットバトルが目に入る。彼女はそのロボットバトルに心惹かれ、大会への参加を決意。彼女自身の記録を取り戻しつつ、他の人間やロボットと交流。ほかにも働いたり戦ったりといった経験を経ながら、ロボットバトルの祭典「ロボットバトルチャンピオンシップ」の頂点を目指すこととなる。


本作では会話などで自分の行動や選択肢を選ぶことができる。ゲームPVでは、主人公の回答によって好感度や「善悪」といったものに影響し、ステータスによっては数値が上昇していることも確認できる。このようにプレイヤーが選んだ結果によって、さまざまなエンディングへと分岐するようだ。また戦闘結果もこの分岐に影響するといい、ようはマルチエデンィング制なわけだ。プレイヤーの選択によってどういった結末へとたどり着くのか、ストーリーの展開も気になるところだ。


本作を手がけるのは、国内の同人サークルDeskClub Gamesの上顎氏。過去作にはVOICEROIDなどとして展開されている琴葉姉妹が主人公となったRPG『琴葉姉妹とライサント島の伝説』をリリースしている。同作は2021年6月にリリースされ、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは112件中95%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。ゲームの雰囲気が特に評価されていた。

新作となる『ロボット少女は夢を見る』では、RPGである前作『琴葉姉妹とライサント島の伝説』とは、育成シミュレーションというかたちでジャンルは異なる。しかしながら、本作でもロボット同士のバトルや、2Dで繰り広げられるアートワークなど、前作におけるノウハウが本作にも活かされているのだろう。

ロボット少女は夢を見る-RobotBattleChampionship-』はPC(Steam)向けに2024年発売予定だ。