お手軽ハクスラRPG『Amulet』Steam向けに発表。キャラ性能を決めるのは“装備品のみ”でビルド七変化、『ディアブロII』の影響を受けるシンプルARPG

 

デベロッパーのSalty Lemonは2月9日、『Amulet』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Amulet』は見下ろし型のアクションRPGだ。公式説明によると、本作は『ディアブロII』などから影響を受けているという。本作でプレイヤーはダークファンタジーの世界を冒険し、魔物と戦って装備を集めキャラクターを強化していく。

本作には経験値やレベルという概念は存在せず、キャラクターの性能は装備品によって決まるという。装備品ごとにスキルや魔法、クラスポイントが定められており、それらの組み合わせによってビルドが決まってくるようだ。装備を変えれば簡単にクラスを変えられるため、運よくドロップした強い武器に合わせて気軽にビルドを組み替えられるという。

装備スロットは武器・ヘルム・アーマー・シューズの4か所となる。なお本作にはインベントリが存在せず、拾った装備は現在の装備との入れ替えになるという。装備のレアリティはnormalからlegendayまで4段階存在し、攻撃属性も刺突や魔法など4種類用意される。敵の種類によって弱点や耐性などが異なるといい、状況に応じてビルドを大きく組み替える戦略性が求められるかもしれない。


本作を手がけるSalty Lemonは、個人開発者のJerome Saltmarsh氏が運営するインディーデベロッパーだ。同氏は、Googleが開発したフレームワークFlutter向けのゲームエンジン「lemon engine」を制作しGitHubにて公開している。本作『Amulet』の制作環境については明らかにされていないが、同エンジンを利用して開発されているのかもしれない。

なお本作は早期アクセス配信としてリリースされる予定とのこと。早期アクセス期間は3か月から6か月ほどを予定。早期アクセス配信開始時点でメインクエストなど基本的な要素は用意され、アップデートを通じてバランス調整やコンテンツの追加などをおこなっていく予定とのことだ。

『Amulet』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信としてリリース予定だ。