『龍が如く8』全世界売上100万本突破。シリーズ最速で大台達成、Steam版盛り上がりもぶっちぎりで過去最高

 

株式会社セガは、1月26日に発売した『龍が如く8』について、発売一週間で全世界売上100万本を突破したと発表した。これは『龍が如く』シリーズの家庭用ゲームタイトルとして、過去最速記録だという。

『龍が如く8』は、『龍が如く』シリーズの最新作となるRPGだ。『龍が如く7』と同じく戦闘はターン制バトルが採用されている。本作の物語は、春日一番と桐生一馬のダブル主人公で展開。母を探してハワイを訪れ、すべてを失って文字どおり裸一貫から異国の地でどん底から這い上がる男・春日と、「人生最期」の戦いに挑む桐生が織りなす物語が描かれる。

『龍が如く8』の舞台には、『龍が如く7』にて登場した横浜・伊勢佐木異人町に加え、先述のとおり、シリーズ初の海外ロケーションとなるハワイが登場。また「スジモンバトル」や「クレイジーデリバリー」といった新規コンテンツも複数実装されている。なかでもリゾート地を再建するコンテンツ「ドンドコ島」はシリーズ史上最大クラスのプレイスポットになっているとのこと。

そんな本作が発売一週間で全世界売上100万本を突破したことが、発売元のセガより発表されたかたちだ。本作はシリーズ初となる中国語音声対応を含め、字幕なども11言語に対応し、全世界で同時販売をおこなった。そうしたグローバルな展開も、今回の爆発的な売上に貢献したのかもしれない。

また本稿執筆時点で、SteamDBによると本作の同時接続プレイヤー数はピーク時で約4万6000人を記録。この同時接続プレイヤー数はシリーズ作品における最多記録を更新。シリーズ過去作となる『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』での最大9535人、2023年11月に発売された『龍が如く7外伝』では1万3737人という記録を大きく塗り替えており、本作のさらに高まった人気ぶりがうかがえる(関連記事)。さらに発売週である1月23日から1月30日までのグローバル売上ランキングでは6位にランクインするなど、好調な滑り出しを見せた。

Steamユーザーレビューも上々であり、2698件中90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。過去作のキャラや新キャラたちが織りなす濃厚なストーリーのほか、豊富なサイドコンテンツやミニゲームなどシリーズの持ち味も評価を受けているようだ。

Steam向けのグローバル展開でシリーズ人気を高めてきたこともあり、最新作『龍が如く8』ではすぐさま売上100万本に到達する好調なセールスを見せたようだ。なお『龍が如く』スタジオは、100万本突破記念として、ゲーム内で使用できる着せ替えアイテム「大ヒット御礼!Tシャツコレクションパック」を無償で配信することを発表した。スケジュールなどの詳細は後日告知するという。気になる人は公式Xアカウントをフォローするといいだろう。

龍が如く8』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。