オープンワールド・サバイバルクラフト『Omega Crafter』オープンベータ本日スタート。小人を使って探索もクラフトも自動化し放題

 

機械学習の研究開発などで知られるPreferred Networksは12月2日、オープンワールドクラフトゲーム『Omega Crafter』のオープンベータテスト(OBT)を開催する。期間は12月2日から12月17日。対応プラットフォームはPC(Steam)だ。


『Omega Crafter』はオープンワールドで繰り広げられるサバイバルクラフトゲームだ。開発中のゲームの世界が舞台になっているという。そこでは謎の妨害プログラムがあり、ゲームの開発が難航しているとのこと。プレイヤーはゲームを完成させるため、相棒のグラミーとともに冒険や街づくり、ボスの討伐などをおこなうこととなる。

ゲーム内では、グラミーにプログラミングさせることでさまざまな作業を自動化させることが可能。たとえば探索では木の伐採や岩の採掘を代わりにおこなってくれる。街づくりではアイテムなどのクラフトや、畑での栽培といった要素をグラミーに代わりにやってもらい、自動化させられる。

グラミーがおこなう行動はプログラミングとして設定可能。テンプレートが準備されているため、簡単な作業はテンプレートを利用し、より難しい行動をさせるときには編集をおこなって発展させる、といった使い方もできそうだ。


本作は今回のOBT以前にもベータテストを開催していた。今年5月にベータテストとして公開したアルファ版では、バイオームが1つでシングルプレイのみの対応となっていた。今回のOBTでは、バイオームが2つに増え、Steamフレンドとのマルチプレイにも対応するようになった。UIの改善もおこなったといい、ゲームプレイがよりやりやすくなったことだろう。

さらに新要素として、キャラクリエイトや拠点、ダンジョンなども追加された。高難易度のバトルも楽しめるようになっているようだ。建築面では装飾のオプションが増えたり、高層建築が可能になったりしている。


本作を手がけるPreferred Networksはディープラーニングの研究開発を主におこなっているスタートアップ企業だ。同社はプログラム教材「Playgram」も開発しており、未経験者でもプログラミングが楽しめる工夫が本作でも活かされているかたちだ。

『Omega Crafter』はPC(Steam)向けにリリース予定。オープンベータテストは12月2日から12月17日までの期間で開催される見込みだ。