まったり生活ガーデニングシム『Garden Life: A Cozy Simulator』2月23日発売へ。個性豊かな植物を育て自分だけの庭園をつくる、ゆっくり流れる穏やかな時間

 

パブリッシャーのNaconは11月22日、庭園シム『Garden Life: A Cozy Simulator』を2月22日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。PC(Steam)版に関しては、日本では時差の関係で2月23日配信となる見込み。Steamストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Garden Life: A Cozy Simulator』はガーデニングシミュレーターだ。プレイヤーは放棄された区画をお手入れして、花であふれる美しい庭園に蘇らせることになる。種を植えて育て、装飾品を配置し、自分だけの庭を作り上げよう。

庭園は放棄されていたため、枯れた植物などで荒れた状況から始まるという。まずはシャベルを使い、不要な草花を掘って捨てることになるようだ。整理がすんだら種を植え、草花を育てていこう。水やり・肥料・剪定など、それぞれの植物に合わせた世話が必要になるようだ。天気によってもするべき世話は変わってくるという。植物は、花や低木、果物や野菜などさまざまな種類が用意。本作では手続き型生成と成長シミュレーション技術が採用されており、同種の植物であってもそれぞれ違った見た目に生長するとのこと。草花たちをしっかりとお手入れをすれば、個性的にすくすくと育っていってくれることだろう。


本作にはブリーディング要素も存在。植物をかけ合わせることで、新たな品種を発見できるようだ。またご近所さんたちからの園芸の依頼をこなせば、新たな植物や装飾品などが受け取れるという。そうして庭を彩る新たな素材を増やしていき、デザインの幅を広げていくことになるようだ。

本作には昼夜は存在するが、ゲームプレイの上で時間制限などが設けられることはないという。自分のペースで庭造りを楽しむことができるようだ。土をいじったり、猫とたわむれたり、作り上げた庭園を眺めたりと、穏やかな時間をリラックスして楽しめる作品になるとのこと。


本作を手がけるstillalive studiosはオーストリア・インスブルックに拠点を置くスタジオ。過去には『Bus Simulator 21 Next Stop』など、シミュレーターゲームや経営ゲームを複数手がけている。ガーデニングというジャンルは同スタジオにとって初の試みとなるものの、過去のシミュレーターゲームの開発経験は本作にも活かされそうだ。

なお本作のプロデューサーを務めるKay Luthor氏は、英国のフローリストたちが技術を競うイベントにおいて、「Chelsea Young Florist of the Year」を2016年に受賞しているとのこと。同氏は、ガーデニングゲームを作るのは長年の夢だったといい、本作を通じて自分たちのガーデニングへの情熱と経験を伝え、人々に自分の庭園を造る機会を提供したいと述べている。本作は経験豊富なフローリストが熱意をもって打ち出しているようだ。

『Garden Life: A Cozy Simulator』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2月23日配信予定だ。