QUByte Interactiveは10月27日、HIGH ROOMが手がける『Saborus』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox Series X|S。
『Saborus』は緊張と恐怖が待ち受けるホラーゲームと謳われている。本作の舞台となるのは、家畜を肉として加工する食肉工場。プレイヤーは食肉工場から脱走しようとする1羽のニワトリとなり、捕らえようとする人間から逃げることとなる。
本作では操作するニワトリは軽快に走り、ある程度ならジャンプして飛びまわることができる模様。トレイラーにおいても施設内を素早く走る姿が確認できる。ただ人間は何人も巡回しているようで、走って追うだけでなく、机などの下を覗いてくることもあるようだ。ときには逃げるだけでなく、その小ささを利用して自分しか入れない場所に逃れたり、見つからないように物陰に隠れたりなど、機転を利かせたプレイが必要になるだろう。
またニワトリは走るだけでなく、その嘴でさまざまなオブジェクトに干渉することも可能だ。キーボードの上を歩き回ってPCをハッキングしたり、配電盤のようなものをつついてショートさせ扉をあけたりなど、多彩なアクションが実行できるようだ。またトレイラーでは、ニワトリは人間以外にもドローンや、さらには豚からも追われ、逃走している。どうして豚に追われることになったのか、そもそもニワトリが食肉工場を逃げることになった理由など、ストーリー部分も気になるところだ。
『Saborus』の開発を手がけるのはHIGH ROOM。またパブリッシングを担当するのはブラジル・サンパウロおよびアメリカ・オーランドに拠点を置くQUByte Interactiveだ。QUByte Interactiveは「QUByte Connetct 2023」としてYouTubeチャンネル上でメトロイドヴァニア『MARS 2120』やローグライクアクション『FROGUE』などの、複数のタイトルを公開した。本作はそのうちのひとつとして発表されたかたちだ。
『Saborus』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けにリリース予定だ。なおリリース日は本稿執筆時点では未定となっている。