『クラッシュ・オブ・クラン』および『クラッシュ・ロワイヤル』PC版配信開始。人気作がダブルPCデビュー、モバイル版と同一アカウントを利用可能

 

Supercellは10月24日、『クラッシュ・オブ・クラン』および『クラッシュ・ロワイヤル』のPC版をリリースした。対応プラットフォームはGoogle Play Games。

『クラッシュ・オブ・クラン』は基本プレイ無料ストラテジーゲームだ。2012年にiOS向けに、2013年にAndroid向けにリリースされた。舞台となるのはファンタジー世界。プレイヤーはユニットを配置して目標を攻め落とし、リソースを獲得。リソースを消費して拠点にユニットを生産する軍事施設やリソースの生産・貯蔵施設、防衛設備を建築。拠点を発展させてさらなる戦いに挑むのだ。プレイヤーたちがクランを作成し、クラン対戦をおこなうことができるシステムも特徴となる。

そして『クラッシュ・ロワイヤル』は、『クラッシュ・オブ・クラン』をモチーフとする基本プレイ無料のリアルタイム対戦型カードゲームだ。2016年にiOS/Android向けにリリースされた。プレイヤーは8枚のカードでデッキを構築。ユニットをアリーナに召喚しながら、3分以内にキングタワーの破壊を目指す。キングタワーが破壊されなかった場合は、より多くのタワーを破壊した側の勝利となる。本作でもクランシステムが存在し、最大2対2で対戦できるパーティーモードなども用意されている。

なおGoogle Playの表記によると、『クラッシュ・オブ・クラン』および『クラッシュ・ロワイヤル』はこれまで5億回以上のダウンロード回数を記録。数千万件のレビューが寄せられており、人気と高評価を獲得している。

今回、『クラッシュ・オブ・クラン』および『クラッシュ・ロワイヤル』のPC版がリリースされた。対応プラットフォームはGoogle Play Games。国内向けには今年4月からベータ版として提供開始された、PC向けのゲームプラットフォームだ。またPC版でも、Supercell IDでログインをすることで、今までモバイル端末で用いていたのと同じアカウントでプレイを継続することが可能だそうだ。またマウスでの操作が可能なほか、大画面に適したグラフィックも用意されているという。

リリースから約10年が経過した『クラッシュ・オブ・クラン』が、『クラッシュ・ロワイヤル』と共にPCにプラットフォームを拡大するかたちだ。なお開発元Supercellにとって両作PC版は、モバイル以外のプラットフォームでの初のリリース作品になるという。今後は大画面のPC版とモバイル端末でスムーズに遊び分けることもできるだろう。

クラッシュ・オブ・クラン』および『クラッシュ・ロワイヤル』PC版はGoogle Play Games向けに基本プレイ無料配信中だ。