『Battlefield 2042』Steamでひさしぶりにピーク時同時接続者数10万人を突破。無料プレイ開放きっかけに巻き返しなるか

 

Electronic Arts(以下、EA)は10月12日、『Battlefield (バトルフィールド) 2042』の期間限定無料プレイを各プラットフォームにて開始した。それとともに、「シーズン6:ダーク・クリエイションズ」開幕と大型アップデートが実施。Steam同時接続者数が、全盛期の水準まで盛り返す状況となっている。無料プレイはPC(Steam)版は17日午前1時まで実施予定だ。

『Battlefield 2042』は、マルチプレイFPS『Battlefield』シリーズの最新作。本作は2021年11月のリリース後、不具合やパフォーマンス問題が続出。開発元は定期的なアップデートでの状況改善やコンテンツ追加に取り組み、シーズンを重ねていたものの苦戦。Steamではユーザーレビュー評価は不評が過半数を占め、Steam同時接続者数としても毎日ピーク時1万人前後で推移し、フリープレイを実施するも最大で2万人台となる状況が続いていた。

そうしたなか、EAは10月12日より『Battlefield 2042』の期間限定無料プレイをPC(Steam)含む各プラットフォームにて開始した。すると今回の無料プレイでは、Steam同時接続者数は無料プレイ3日目にして10万人を突破。ローン知事の最高記録である10万5397人に迫る、10万2009人を記録したのだ(SteamDB)。また、本作のSteamユーザーレビューステータスは、長らく好評率40%以下の「やや不評」に留まっていた。しかし今年の夏ごろより、ステータスは「賛否両論」へとやや改善の兆しを見せている。


本作については、度重なるアップデートやバランス調整により、ゲームプレイの改善が見えるとの声も寄せられている。いまだ評価低迷は続くものの、開発元の取り組みも一定の成果が出ているとはいえるだろう。今回の急激なプレイヤー人口増は、無料プレイや大型アップデート配信はもちろん、本作に対する見方が変化して「試してみよう」と思うユーザーが増加したためかもしれない。

『Battlefield 2042』の期間限定無料プレイはPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに実施中。Steamストアページによれば、期間は17日午前1時までとなっている。なお、本作Steam版は10月27日まで84%オフで販売中だ。