ゴジラの戦略バトルゲーム『ゴジラ ボクセルウォーズ』発表。ゴジラ・モスラ・キングギドラなど、東宝怪獣のパワーでかしこく戦う

 

TOHO Gamesは9月1日、Nukeninが開発を手がける『ゴジラ ボクセルウォーズ(Godzilla Voxel Wars)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページ表記によれば2023年11月リリース予定だ。

『ゴジラ ボクセルウォーズ』は、ターン制ストラテジーゲームだ。本作でプレイヤーは、ゴジラ・モスラ・キングギドラといった東宝怪獣たちを操作。8×8マスの盤面上で、キノコ怪獣「マッシュ」との戦いを繰り広げることになる。

本作のバトルはターン制で、クリアまでに要したターン数が少ないほど高ポイントが獲得できる仕組み。本作では多数のステージが用意されており、敵味方の構成やシチュエーションも異なるようだ。繰り返しプレイして、それぞれのステージごとの最適戦略を見つけていくような遊び方ができるとのこと。敵を弾き飛ばして建造物や別の敵に衝突させたり、キャラごとの技を駆使して理詰めによってステージ最適解を模索していったりと、『Into the Breach』を彷彿とさせるシステムだ。そうした奥深い思考戦が展開されるのだろう。

また、ステージを擁するワールドには裏と表があり、表をクリアするとより高難度な裏ワールドがプレイ可能になる。そして、プレイヤーが独自のステージを構築できる「ステージをつくる」モードも搭載されるとのこと。さらに本作では各ステージで見つかる「調査書」を通じて、キノコ怪獣マッシュの正体や、ゴジラたちがなぜ戦っているのかといった背景が明かされるという。

本作を開発するのは、渡部健氏によるデベロッパーNukeninだ。渡部氏は2005年に任天堂に入社し、『ピクミン3』『Splatoon』といった作品の開発にグラフィックプログラマーとして参加。2015年には任天堂を退社し、その後Nukeninを立ち上げた。Nukeninとしては、『ネコの絵描きさん』『にゃんばーカードWARS』といったモバイル向けゲームを展開し、「Google Indie Games Festival 2018 Top3」などを獲得している。そして『ゴジラ ボクセルウォーズ』の音楽は、かつて任天堂で『リズム天国』『大合奏!バンドブラザーズDX』などのサウンドに携り、現在フリーランスで活躍する椎葉大翼氏が手がけるとのこと。


『ゴジラ ボクセルウォーズ(Godzilla Voxel Wars)』はPC(Steam)向けに配信予定。ストアページ表記によれば2023年11月の配信を予定している。