繰り返しスタイリッシュアクション『34EVERLAST』正式発表。最短10分クリア可能な超濃縮ループ型ゲーム

 

弊社アクティブゲーミングメディアの運営するパブリッシングブランドPLAYISMは8月20日、『34EVERLAST』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、産経デジタルのレーベルHYPER REALがプロデュースを手がけ、個人インディーゲーム開発者であるOgami 氏によるKanata Labが開発を担当するアクションアドベンチャーゲームだ。

『34EVERLAST』は、世界を救うためにループを繰り返していくアクションアドベンチャーゲームだ。本作は、最短10分でゲームクリアが可能になっているそうで、Ogami氏によると「仕事に追われ疲れ果てた、かつてのゲーマーたちに贈る“超濃縮アクションエンターテイメント”」をコンセプトに開発されている作品である。

本作の舞台となるのは、もうすぐ終わってしまうという世界。プレイヤーは生き残るため、謎めいた少女に告げられたとおり、この世界と並行して存在する“死にぞこないの世界たち”を滅ぼすための戦いへと赴くことになる。本作は、爽快感のあるアクションが簡単な操作で楽しめるようになっている。さらに、ボスに負けてもゲームオーバーはなく、クリア自体は絶対にできるストレスフリー設計であるそうだ。


簡単操作で爽快アクションが楽しめる『34EVERLAST』は、周回プレイによって物語の謎を解き明かすというスタイルを採用している。短時間のプレイでクリアが可能で、さらにプレイを重ねていくことで、真実に近づいていくということになるのだろう。また、脱出ゲーム的なパズル要素も取り入れているという。

ある世界で雨を降らせることで、ほかの世界で砂漠が森林になったり、ある世界でボスにわざと負けることで、ほかの世界での攻略が楽になったりするそうだ。本作には、3つの世界と10以上のステージが用意されており、それぞれが互いに影響し合うという。この複雑なパズルを、プレイヤーの発見、行動といったアクションで紐解いていくことになるのだ。

なお、『34EVERLAST』の開発を手がけるKatana LabのOgami氏は、元々鉄工所を営んでいた人物であるとのこと。そんなOgami氏は、コロナ禍にUnreal Engineでのゲーム開発を趣味でスタート。その後、本作のプロトタイプがiGi indie Game incubatorの第2期に選出され、開発が進められているそうだ。


『34EVERLAST』は、PC(Steam)向けに2024年発売予定。