多元宇宙ローグライクアクション『STARNAUT』正式発表。『エルシャダイ』竹安佐和記氏による、地球再生目指して大群と戦う完全新作

 

デベロッパーのcrimは10月16日、ローグライクアクションゲーム『STARNAUT』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年2月に早期アクセス配信開始予定。

『STARNAUT』は、多元宇宙を舞台に戦うローグライクアクションゲームだ。主人公は、地球が崩壊し人類は絶滅した世界を、たった1人で旅する宇宙飛行士スターノート。地球の記録を積んだオメガロケットが多元宇宙に着陸しており、それを打ち上げ続ければ、いつか地球を再生できるのではないかと考えて奔走している。

本作にてプレイヤーは、多元宇宙のさまざまな環境のステージにて、どんどん増え続ける敵の大群に立ち向かう。スターノートは最大8種類の武器を同時に装備でき、“ほぼ”オートで攻撃。腕に自信があれば、TPSスタイルで自ら攻撃操作することも可能とのこと。

追加の武器は、ショップを呼び出して購入。お金は倒した敵から入手できる。また、ショップでは武器の強化アイテムも販売されており、プレイスタイルにあわせて強化を重ねながらバトルをこなしていくのだ。さらに、ステージクリア時にもらえるコインによって、宇宙服の強化や新たなヘルメットを買うこともできる。おそらく、こちらは恒久的な強化要素になっているのだろう。


ステージ内にはオメガロケットが点在しており、それらを探し出して計10基を打ち上げ、最後のオメガロケットと共に脱出すればステージクリアだ。またオメガロケットには酸素が積んであり、定期的に起動して酸素を補給することも求められるとのこと。このほか、各ステージには地球の過去のデータであるロストデータを保持している敵が存在。そうした敵をパンチで倒し、失われたデータを収集する要素も用意されている。

公開されたヒント情報によると、プレイし始めの慣れないうちは、アンテナ装備が万能だという。電波を使ってホーミング弾を撃てる武器のようだ。また、アーマーや自動回復などを入手しておくと、敵に倒されにくくなるとのこと。このほか、スターノートの頭に付いたアンテナを通じて聞こえる、“ワンダフル”のサポート説明も役立つそうだ。こうした内容からも、ゲームプレイの雰囲気や要素が垣間見える。

本作の開発元crimは、ゲームクリエイターの竹安佐和記氏が代表を務めるスタジオ。竹安氏は、カプコンなどで多数の作品に携わったほか、『エルシャダイ』を手がけたことでも知られる人物だ。同氏は昨年、『エルシャダイ』のNintendo Switch版を開発中であると報告していたが、そんななかで同氏による完全新作として本作『STARNAUT』が突如発表されることとなった。

『STARNAUT』は、PC(Steam)向けに2024年2月に早期アクセス配信開始予定だ。