『原神』タルタリヤ生誕祭にて「えっちベルト」が話題をかっさらう。ベルトなど描かれていないのに

 

Twitterにて「えっちベルト」なる単語がトレンド入りしている。『原神』登場キャラクターであるタルタリヤの誕生日イラスト公開にあわせて、同ワードが話題にのぼったようだ。しかしタルタリヤは、今年のイラストでベルトなど装着していない。にもかかわらずベルトがトレンドとなった背景には、タルタリヤ生誕にまつわる“昨年の出来事”があると見られる。


『原神』はmiHoYoが開発し、HoYoverseブランドより展開中のオープンワールドアクションRPGだ。プレイヤーは7つの国と元素が存在する世界テイワットを舞台に、主人公である旅人となって相棒のパイモンと共に世界を冒険していく。本作では多彩なキャラクターも特徴となっており、そうしたキャラたちが紡ぐ物語を楽しんだり、プレイアブルキャラは仲間としたりできる。

そして今回焦点となっているタルタリヤは、氷の国スネージナヤが擁する組織・ファデュイの幹部「執行官」の一人だ。プレイヤーには比較的親切に接してくれる一方で、影のある言動もある。ストーリー上でも印象的に描かれている人物だ。また、弟妹思いの一面を覗かせる一幕などもあり、多面性を含めて深い魅力を感じるプレイヤーも多いことだろう。

そんなタルタリヤは7月20日、誕生日を迎えた。本作公式Twitterアカウントは、タルタリヤの誕生を祝うイラストを投稿。ファンたちもタルタリヤを祝うコメントやファンアートを寄せている。そうした中、突如トレンドワードとして浮上したのが「えっちベルト」だ。

今年におけるタルタリヤ生誕祝イラスト(上述のツイート)には、ベルトなど描写されていない。にもかかわらず「えっちベルト」のトレンド入りがタルタリヤ誕生日に起因すると推測されるのは、昨年のタルタリヤ生誕祭における一幕があった。

昨年の誕生祝イラストでタルタリヤは、ベルトを見せていたのである。同イラストで彼は、普段着用しているジャケットの内側をあらわにして、インナーシャツをお披露目。胸筋の下、アンダーバストにあたる部分を横断するベルトを着用していることが明らかとなった。このベルトにより、タルタリヤの戦士としての肉体がシャツ越しに強調。隙の多い着こなしで腹部の露出が多く、そちらが注目されがちだったタルタリヤのセクシー表現にパラダイム・シフトが起きたわけだ。同ベルトは「えっちベルト」と称されTwitterトレンド入り。当時話題をさらったのだ(関連記事)。

*昨年のタルタリヤ生誕祭記念イラスト


そして今年の生誕祭では、タルタリヤは「えっちベルト」を見せていない。ジャケットの内側に秘めているのだろうか。ともかく、ベルトの不在がかえって「今年はえっちベルトがない」といった反応を呼び、トレンド入りのきっかけになった可能性は濃厚だろう。

ただ、ベルトが描画されておらずとも、今年の生誕祭イラストにも見どころはたくさんある。なめらかな鎖骨まわりの陰影や、鼠径部にほど近いおなかの肌の露出も、無視できない存在感を放っている。そして何よりの見どころは、弟テウセルに接するタルタリヤの屈託ない笑顔だろう。今一度、以下に今年のタルタリヤ生誕祭イラストを引用しておく。

その性格含め光と闇のごときニ面性をもちながら、愛する存在にはこのように美しい表情を見せるその心こそ、タルタリヤの魅力の根源かもしれない。この笑顔を向けてもらうには、タルタリヤの弟か妹になるしかないのだろうか。

なお現在HoYoLABではタルタリヤ誕生日お祝いキャンペーンも実施中。クイズへの回答により、キャラクターアクリルスタンドを獲得できるチャンスがある。

『原神』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC/iOS/Android向けに配信中だ。


貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。