タイムトラベル冒険サバイバル『Grand Emprise: Time Travel Survival』7月28日発売へ。原始の石器から遠未来の宇宙船まで、時代を旅してクラフト

 

個人開発者のTbjbu2氏は6月30日、『Grand Emprise: Time Travel Survival』(以下、Grand Emprise)を7月27日に発売することを発表した。時差の関係で、日本国内では7月28日の配信となりそうだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は20ドル(現レート単純換算では約2900円)となる予定だ。なおSteamストアページの表記によると、本作は日本語表示に対応している。また、後にはコンソールにも対応する予定だ。

『Grand Emprise』はクラフトアドベンチャーゲームだ。本作においてプレイヤーは時間を飛び越えて、恐竜時代や原始時代、中世などに訪れることになる。そして各時代に設定された目標の達成を目指すのだ。また本作では、各時代のプレイが意図的に短くなるよう設計され、絶えず新しい機能が導入されるという。つまり本作は、タイムトラベルを繰り返すことで多様なゲームプレイが体験できる作品となるだろう。

設定される目標は、時代によって多様。たとえば恐竜時代では、恐竜を手懐けて乗りこなし、最終的には古代の神殿を探索することを目指す。また、月へ向けてのロケット開発を目標とする時代なども用意されているという。


本作のすべての時代において、基本的なゲームプレイは資源の収集となる模様。目標達成に必要な技術を実現するために、周囲を探索し資源を集めるのだ。開発できる技術には、鉄の鍛造や飛行機の製作などさまなざまものが存在している。なお本作の技術ツリーは直線的に設計されているとのこと。自由に技術を習得できるわけではなく、指定された順に技術を進め達成していく、マイルストーン的なシステムとして展開されるのだろう。

また時代によっては、戦闘がゲームプレイの中心となりそうだ。トレイラーでは、槍や銃を用いたり、巨大ロボットや戦車を操ったりして戦闘している様子を確認できる。ほかにも、ダイナマイトや投石器を使って城を攻め込んでいる様子もみられる。戦闘面においても豊富なゲームプレイを体験することができそうだ。


本作を手がけるのは、イスラエルを拠点とする個人開発者のTbjbu2氏だ。過去には宇宙クラフトADV『Outerverse』や機械獣と戦う『Karagon』をリリースしている。また同氏は現在、幻想的な世界が舞台の『Alight: Lunar Survival』を開発中。これまでにクラフトやサバイバル、ロボットなどの要素をゲームプレイに取り込んでいるようだ。本作『Grand Emprise』にもそれらの開発ノウハウやリソースが活かされたうえで、多様なゲームプレイ実現に取り組んだのだろう。

本作公式アカウントのTwitterによると、本作のプレイ時間は12~25時間ほどのボリュームになるとのこと。また本作はシングルプレイ専用としてリリースされ、その後にマルチプレイの実装を検討するとのこと。

『Grand Emprise: Time Travel Survival』は、PC(Steam)向けに7月28日発売予定だ。ストアページ表記によれば、ゲーム内は日本語表示にも対応する。また、コンソール向けの展開も予定されている。なお本作のデモ版『Grand Emprise: Prologue』がPC(Steam)向けに無料配信中。