『アサシン クリード ミラージュ』のマップは「『リベレーション』や『ユニティ』と同規模」と開発者が明かす。それは実際どのくらいの広さなのか

ユービーアイソフトが開発中の『アサシン クリード ミラージュ』について、シリーズ作品の中では比較的小規模なボリューム(プレイ時間)となるほか、マップの広さについても比較的コンパクトになるようだ。

ユービーアイソフトが開発中の『アサシン クリード ミラージュ』について、同シリーズ作品の中では比較的小規模なボリューム(プレイ時間)となることがこれまでに伝えられていたが、マップの広さについても比較的コンパクトになるようだ。海外メディアEasy Alliesが6月14日に報じている。

『アサシン クリード ミラージュ』は、アクションアドベンチャーゲーム『アサシン クリード』シリーズの最新作だ。開発は『アサシン クリード ヴァルハラ』の拡張コンテンツ「ドルイドの怒り」を手がけたUbisoft Bordeauxがメインに担当。本作では、イスラムの黄金時代を迎えた9世紀アッバース朝のバグダッドを舞台に、謎めいた過去をもつ主人公バシムが、素行の悪い盗賊からマスターアサシンへと成長していく姿が描かれる。

古来より続く組織の一員となったバシムは、『アサシン クリード』シリーズ史上もっとも多才なアサシンになるとされており、かつてないほど豊富な道具を使いこなすことができるという。また、今まで以上に直感的な暗殺でターゲットを始末できるとのこと。一方で本作では、シリーズ1作目『アサシン クリード』のオマージュも込められているそうだ。


『アサシン クリード』シリーズのバイスプレジデント・エグゼクティブプロデューサーを務めるMarc-Alexis Côté氏は昨年、『アサシン クリード ミラージュ』は比較的小規模な内容になることを明かしていた。同シリーズの近作では、100時間以上楽しめる大ボリュームを誇っていたが、本作は15〜20時間程度でメインストーリーをクリアできる、シリーズの初期作品に近いボリュームになるという(関連記事)。

そして今回海外メディアEasy Alliesが、Summer Game Fest会場にて本作の開発者から聞いた話として、本作のマップのサイズについて報告している。具体的な面積については伏せられたようだが、『アサシン クリード リベレーション』のコンスタンティノープルや、『アサシン クリード ユニティ』のパリといったマップと同じくらいの大きさになると伝えられたそうだ。

さまざまなゲーム作品のマップサイズ比較映像を公開しているYouTubeチャンネルDG VFXによると、『アサシン クリード』シリーズでは概ね作品を重ねるごとにマップが巨大化してきたようだ。そして『アサシン クリード リベレーション』のコンスタンティノープルは0.94平方km、『アサシン クリード ユニティ』のパリは2.4平方kmの広さがあるという。ちなみに、もっとも広いのは『アサシン クリード オデッセイ』のギリシャで、陸地と海を合わせると256平方kmになるとのこと。

本作のマップであるバグダッドには、工業の盛んなカルフから緑豊かな庭園のある円形都市まで、4つの特徴的な地区が存在するという。今回明らかになった情報によると、そうした街並みがだいたい1〜2平方kmの広さのマップの中に表現されているということのようだ。比較対象に挙げられた過去作をプレイした方なら、その規模感を何となく掴めることだろう。


『アサシン クリード ミラージュ』は、PC(Epic Gamesストア/Ubisoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに10月12日発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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