人気ローグライク『Elona』続編『Elin』、5月初頭より開発資金募集へ。混沌とした大地を冒険する、サンドボックス系ローグライク

ゲーム開発者noa氏(スタジオlafrontier)は4月8日、『Elin』のクラウドファンディング実施を発表した。『Elin』は、『Elona』の続編として制作中の、自由に冒険や生活を営むサンドボックス系ローグライクRPGである。

国内のゲーム開発者noa氏(スタジオlafrontier)は4月8日、『Elin』のクラウドファンディング実施を発表した。同作のクラウドファンディングキャンペーンは、キックスターターにて5月2日正式ローンチ予定。現在はプレローンチページが公開されている。


『Elin』は、『Elona』の続編として制作中の、自由に冒険や生活を営むサンドボックス系ローグライクRPGである。本作の前作に相当する『Elona』は、2007年に公開されたローグライクRPGだ。舞台となるのは、イルヴァというファンタジー世界。イルヴァでは、異形の森の拡大により人の住めない土地が増え、多くの難民がノースティリスという土地へ流れ込んでいた。一方のプレイヤーは、ノースティリスへ流れ着いた何者かである。プレイヤーは、11種類以上の種族からキャラクターメイクを済ませたあとは、ターン制のシステムで自由にノースティリスを行動。メインクエストを追ったり、街で略奪行為に走ったりなど、プレイヤー次第の冒険を繰り広げていく。自由度の高さも相まった混沌としたゲームプレイや、多くのプレイヤーがノースティリスを訪れてきたことも特徴だろう。


本作『Elin』は『Elona』同様、自由度とカオスさが特徴のサンドボックス系RPGとして開発されているのだという。プレイヤーは一人の冒険者として、イルヴァを旅する。ランダムに生成されるダンジョンやクエストを攻略したり、広大な世界を自由に冒険したりなど、シナリオなどに縛られない冒険を繰り広げられるそうだ。システム面でも、ターン制の行動システムなどは前作から引き継がれている。一方で、本作では視点がクオータビューへと変更。サンドボックス要素も用意されており、拠点の建設や運営、サバイバルや生活要素などでも遊べるようになっている。なお『Elin』については、現在α版(プレイアブルな技術デモ)が公式Discordにて公開されている。


今回のクラウドファンディングは、そんな『Elin』の開発期間と開発資金の確保するためにおこなわれるという。プレスリリースによると、クラウドファンディングキャンペーンは、Kickstarterにてnoa氏自身により実施。ストレッチゴールとしては、ゲームの品質向上やコンテンツ強化などが用意されているそうだ。

『Elin』は、PC(Steam)向けにリリース予定。日本語/英語/中国語に対応予定とされている。またクラウドファンディングキャンペーンは、Kickstarterにて5月2日ローンチ予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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