Steam電脳スタイリッシュアクション『Binary.』早期アクセス配信開始。コンボとブリンク&回避で戦うネットワーク制圧バトル

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国内のインディーゲームスタジオFortyWorksは3月31日、『Binary.』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は1200円。Steamストアページでは体験版も公開中となっている。

『Binary.』は、ネットワーク上の防衛機能と戦う、サイバネティック3Dアクションゲームだ。本作の主人公は、フリーランスのクラッカーである。本作でプレイヤーは、クラッカーの主人公の視点からどこかのネットワークへと侵入。ダイブした先で防衛機能やウイルスと戦い、ネットワークを制圧することになる。電脳空間上での戦いが3Dアクションとして描かれていく。


クラッカーの主人公は、剣と二丁拳銃を使って敵と戦いを繰り広げる。本作において、主人公の侵入したネットワークは複数のノードによって構成されている。ノードを制圧しながら先へ進み、ゴールノードをキャプチャーすることが一つの目的だ。ただしノードには、ウイルスや防衛機能が待ち構えている場合がある。本作では主人公が敵と遭遇した場合、3D空間上でのバトルが発生。プレイヤーが主人公を直接操作し、敵の攻撃を避けつつ、銃と剣のアクションで敵を撃退する。

プレイヤーの基本アクションとしては、近接攻撃と遠距離攻撃やジャンプ、回避やブリンクなどが用意されている。特徴的な点としては、回避には長めの無敵時間が存在しており、ほとんどのモーションがキャンセル可能。さらに敵の攻撃をジャストで回避できると、短時間無敵状態が付与される。もう一つ、本作のブリンクは瞬時に空間内を転移する技となっている。ブリンクでは任意方向への瞬間移動や、ターゲットの正面/背面への転移が可能。銃撃で弾き飛ばした敵をブリンクで追いかけて追撃したり、遠距離から一気に距離を詰めて攻撃したりなど、空間内を縦横無尽に動き回れる。本作では、主人公が敵の攻撃に4回当たるとノードの攻略に失敗するため、高性能なブリンクと回避を使って、敵と戦いを繰り広げていくわけだ。

要素としては、本作ではブリンクを含めて自由に技のセットが可能。黄色のアビリティノードから獲得した技をセットすることで、バトル中に使用するアクションをカスタマイズできる。また本作の一部の敵は、脆弱性と呼ばれる弱点をもっている。背面からの剣攻撃など、弱点を突くとブレイクが発生し、敵が脆弱状態に変化。弱体化により、コンボが繋げられるようになるそうだ。本作ではブリンクや回避行動、各種アビリティなどを使いこなすことで、気持ちよく敵を蹂躙できるのだろう。


本作を手がけているのは、インディーゲーム開発者の40(forty)氏によるインディーゲームスタジオFortyWorksだ。同氏による2019年のブログ記事によると、本作は2018年に本開発がスタート。開発を始めた理由の一つとしては、同氏が『デビル メイ クライ 』シリーズを始めとしたアクションゲームのプレイや、アクションゲームのスーパープレイを見るのが好きで、自分もアクションゲームを作ってみたかったことが挙げられている。

本作は記事執筆時点で、早期アクセスでの配信となっている。内容としては、ほとんどのプレイヤーのアクションと、数ステージ分のネット攻略、ボス戦などがプレイ可能、早期アクセス配信を選んだ理由としては、プレイヤーに満足してもらえるかどうかを確認するためとされている。また40(forty)氏は、ゲームにアクションゲームファンのフィードバックを反映させ、プレイヤーと同氏が満足できるコンテンツを追加したいと考えているそうだ。正式リリースへ向けた今後の開発にも期待したい。

『Binary.』は、PC(Steam)向けに通常価格税込1200円で早期アクセス配信中。Steamストアページでは体験版も公開されている。

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