町建設・運営シム『Go-Go Town!』発表。「自分で建設」から「人任せ」まで、いきなり町長の寂れ観光地再興の道

 

デベロッパーのPrideful Slothは3月24日、町建設・運営シミュレーションゲーム『Go-Go Town!』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo SwitchおよびPS/Xboxプラットフォームで、2024年配信予定。Steamのストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

『Go-Go Town!』は、荒れ果てた観光地の町長となり、町を再興させる建設・運営シミュレーションゲームだ。プレイヤーはまず、年配者の住民からアドバイスを受けながら、建物の建設や修繕をおこなっていく。チェーンソーやドリル、トリマー、リーフブロワーなどの電動工具が自由に利用可能となっており、木を切り倒して資源としての材木を得たり、町を綺麗にしたりしながら、新たなお店などを建設していくのだ。

建設できるお店の種類としては、ゲームセンターやハンバーガー店、お土産屋などが例として挙げられている。また、アイスクリームやミルクセーキを買えるお店は、ハンバーガー店との相性が良いそうで、建設するお店の組み合わせによって相乗効果などがあるのかもしれない。そして建設した各お店に対しては、誰が運営し、どのように収入を得て、お店へのサプライチェーンをどう管理するかなどを設定する。


町の産業の担い手としては、住民を雇うことができる。店主、職人、ホットドッグ売りを雇って町の商業を発展。生産した商品を必要な場所に届けるためには、宅配チームを作ると運んでくれる。また、町の地下には鉱山が存在し、川には魚がおり、畑を作って作物を育てることも可能。鉱夫や漁師、木こり、農夫などを雇えば、町の産業はさらに拡大していく。こうして住民たちに働いてもらい、町の産業を自動化させていこう。

町をさらに成長させていくにあたっては、技術ツリーを通じて、より大きな家やアートギャラリーなどの新たな建物や、配置するオブジェクトなどをアンロック可能。テラフォーミング機能も利用できるようになるという。建設できる建物が増えると、町の各ブロックはよりバリエーション豊かになっていくことだろう。

こうして町を再建し発展させていくなかで、町長であるプレイヤーの活躍が評価されると、やがて観光客が町に押し寄せてくるように。観光客は、食事や娯楽を楽しめる場所、休憩できるベンチ、ソーシャルメディアに投稿できる美しい景色などを求め、それに応えることでさらに町にお金を落としてもらえるようになる。また、町を気に入って移住してくる人も現れるかもしれないそうだ。


本作の開発元Prideful Slothは、オープンワールド・アドベンチャーゲーム『Yonder: The Cloud Catcher Chronicles(Yonder 青と大地と雲の物語)』や、サンドボックス・アドベンチャーゲーム『Grow: Song of the Evertree』を手がけたことで知られる。本作の、温かみのある雰囲気が感じられるビジュアルや世界観は、これらの過去作にも通じる要素で、同スタジオの特徴ともいえるだろう。

『Go-Go Town!』は、PC(Steam)/Nintendo SwitchおよびPS/Xboxプラットフォーム向けに2024年配信予定だ。