極悪スプラッタパズルゲーム『Dr. Fetus’ Mean Meat Machine』発表。『Super Meat Boy』のスピンオフ、『ぷよぷよ』風パズルに凶悪トラップ導入


パブリッシャーのThunderful Publishingは3月18日、パズルゲーム『Dr. Fetus’ Mean Meat Machine』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2023年内に配信予定。本作は、アクションゲーム『Super Meat Boy』のスピンオフ作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Dr. Fetus’ Mean Meat Machine』は、Team Meatが手がけた人気アクションゲーム『Super Meat Boy』シリーズの世界観を基にしたパズルゲームだ。『Super Meat Boy Forever』のその後の物語を描く作品であり、同シリーズの最大の敵であるDr. Fetusが、主人公Meat Boyの完璧なクローンを生み出そうと画策。無慈悲な実験用チャンバーに生み出したすべてのクローンを被検体として投入し、役立たずのクローンの山から優れたクローンを選別することで、完璧なMeat Boyクローンの完成を目指している。

本作のパズルは、セガの落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』から影響を受けて開発されたという。いわゆるマッチ4パズルとなり、赤や黄、緑などの色をしたクローンを2個1組でフィールドに落とし、同じ色のクローンを4つ以上くっつけて消していく。『ぷよぷよ』と同じ要領で、連鎖を発生させることも可能なようだ。ただし、フィールドには『Super Meat Boy』シリーズならではの仕掛けが導入されている。



本作には、ForestやHospital、Salt Factoryなど、『Super Meat Boy』シリーズに登場したロケーションをモチーフとしたワールドが用意され、その中に100以上のステージが収録される。そしてパズルのフィールド内では、回転ノコギリが配置されていたり、ミサイルが飛んできたり、あるいはチェーンソーが横から飛び出してきたりなど、同シリーズを彷彿とさせる極悪トラップの数々が用意。トラップにクローンが接触すると、血と肉をぶちまけて消えてしまう。

ステージによっては、そうしたトラップが固定配置されていることもあれば、特定のルートを移動していることも。クローンをフィールドに落とす際にはトラップを上手く避ける必要があり、ちょっとしたアクションゲーム要素となっている。また、クローンを積んだ後もトラップによって破壊されることもあり、そういった状況の変化を考慮しながらパズルをこなしていくことが求められるようだ。

そして各ワールドの最後のステージでは、ボスが待ち受けている。トレイラーなどでは、大きな幽霊のようなキャラクターや、砲台のような部位をもつキャラクターなどがフィールド内に登場する様子が確認できる。上述したトラップとはまた異なるかたちで、クローンを破壊する攻撃を仕掛けてくることが予想される。


本作を開発するのは、Thunderful Publishing傘下のHeadup Development。もともと同スタジオ側から、『Super Meat Boy』シリーズの世界観を基にしたマッチ4パズルというアイデアをTeam Meatに提案したそうで、Team Meatはアートワークなどデザイン面で開発協力しているとのこと。また、『Super Meat Boy Forever』のサウンドトラックを手がけたRIDICULONがBGMを担当し、同作のリミックス曲も収録されるそうだ。

『Dr. Fetus’ Mean Meat Machine』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、2023年内に配信予定。ちなみに国内ニンテンドーeショップでは、6月23日配信予定と記載されている。価格は1200円とのこと。