Komodoは1月27日、「Steam Deck」の在庫状況について告知。日本、韓国、香港、台湾地域について、一部例外を除いて予約購入の待ち時間を解消し、即時購入での提供を開始したと発表した。
Steam Deckは、Valve自ら手がけた携帯型PCゲーム機だ。7インチディスプレイを中央に挟み、左右にスティック、ボタン、トラックパッドなどを配置。最新バージョンのSteamOSがプリインストールされており、Steam上のタイトルが順次本機向けに対応および動作確認をされており、ユーザーはゲームのタイトルごとの対応状況も確認できる。
本機はSteam上のゲームが手軽に遊べる携帯機として注目を集め、昨年に欧米などの地域に先行して出荷開始。日本国内含むアジア地域向けの販売はKomodoが担当し、日本向けには昨年8月の予約開始を経て、12月17日より出荷開始された。それ以来、Steam Deckは即時発送ではなく、予約して在庫状況に応じて順次発送というかたちで販売されていた。
今回の発表によれば、Steam Deckの在庫状況も変わったようで、このたび4地域すべてで即時発送が可能となったとのこと。対象もSteam Deckの全モデル(64GB、256GB、512GB)となる。ただし、日本のみ在庫入荷待ちのため、64GBモデルは引き続き予約が必要となっている。また、ドッキングステーションについても、日本と台湾では引き続き予約販売となるそうだ。
Steam Deckは現在販売中。価格は、64GB(eMMC)モデルが5万9800円、256GB(NVMe SSD)モデルが7万9800円、512GBモデル(NVMe SSD)が9万9800円となっている(いずれも税込み)。64GBモデルを除く全モデルが、現在即時購入可能だ。