Steam版『ディビジョン2』が来年1月13日発売へ。さらなるアプデ展開を前にSteamデビュー

 

ユービーアイソフトは12月23日、『ディビジョン2(Tom Clancy’s The Division 2)』Steam版を2023年1月13日にリリースすると発表した。


『ディビジョン2』はオープンワールドオンラインTPS。PC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One向けに、2019年にリリースされた。生物兵器、通称「ドルインフル」によるパンデミック後のワシントンDCを舞台に、前作『ディビジョン』から8か月後の物語が展開する。精鋭エージェント「ディビジョン」として、荒廃した都市の秩序を守る戦いに臨むのだ。本作はオンライン協力プレイに対応するほか、対戦モードも存在する。

本作にはレベルの概念、スキルやパークといったキャラの強化要素が存在。また、ランダムな性能を付与された武装を更新しながらさらなる難関ミッションに挑んでいくゲームサイクルとなっている。長期的にアップデートが継続されており、PvEおよびPvPのエンドコンテンツが拡張されてきた。

そしてこのたび、本作はSteam版のリリースが発表された。現在本作ではシーズン10が開催中。2023年初頭にはシーズン11が開幕予定となっており、Steam版での新規プレイヤーも新シーズンから遊び始めることができるだろう。新規プレイヤーが新シーズンの要素にいち早くたどり着けるような施策も用意されるかもしれない。また本作は2023年春にはYEAR 5としてさらなる展開も予定。YEAR 5シーズン1が開幕し、新たなゲームモードも実装される見込みだ。

ユービーアイソフトは最近になってふたたび、Steam向けに自社タイトルを展開する動きを見せている。先日には『アサシン クリード ヴァルハラ』がほかプラットフォームでの発売から約2年を経て、Steam向けにリリース。同じくほかプラットフォームで先行発売されていた『Anno 1800』や『Roller Champions』など、多岐にわたるユービーアイソフト作品がSteam向けにリリースされている。今回の『ディビジョン2』Steam版のリリースも、そうした展開の一環といえそうだ。

こうした動きには、過去の人気タイトルのさらなる販売促進や、オンラインゲームのプレイヤーベース拡大の狙いもあるのだろう。今後も同社の発売済みおよび新作タイトルのSteam版リリースが続けられる可能性はありそうだ。

ディビジョン 2』は、PC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One向けに販売中。Steam版は2023年1月13日に発売予定だ。