Ubisoftは9月22日、『ディビジョン3(The Division 3)』開発に向け始動したことを正式に発表した。対応プラットフォームや発売時期など、ゲームの詳細は現時点では不明。
今回の発表は、Ubisoft傘下デベロッパーMassive Entertainment所属のJulian Gerighty氏が、『ディビジョン』シリーズのエグゼクティブプロデューサー就任が決定したことを伝えるなかで報告された。同氏はかつて『ディビジョン2』のクリエイティブディレクターを務め、現在は『Star Wars Outlaws』の開発を指揮している。同作が発売されたのちに、『ディビジョン』シリーズを統括する立場に就くとのこと。
『ディビジョン』シリーズは、Massive Entertainmentが手がけるマルチプレイオンラインRPGだ。2016年発売の第1作目は、パンデミックによって荒廃したオープンワールドのニューヨークを舞台に、プレイヤーは自律部隊ディビジョンのエージェントとして、地域の秩序を取り戻すため戦った。そして2019年発売の続編『ディビジョン2』では舞台をワシントンD.C.に移し、さまざまな敵勢力の脅威に立ち向かう。また、基本プレイ無料の『ディビジョン ハートランド』や、モバイル向けの『ディビジョン リサージェンス』が今後配信予定となっている。
Julian Gerighty氏のエグゼクティブプロデューサーとしての仕事は、上述した今後リリース予定のシリーズ作品を監督し、また『ディビジョン2』のサポートも継続しながら、『ディビジョン3』のための開発チームをMassive Entertainment内で構築する事だという。同氏は、『ディビジョン』シリーズはビジュアル・ゲームプレイにおいて、ほかでは得られない最高のゲーム体験でなければならないとし、今後の開発への展望を語っている。
『ディビジョン3(The Division 3)』の対応プラットフォームや発売時期などは現時点では未定。続報に期待したい。