STG制作ツール「Shooting Game Builder」Steam版8月18日配信へ。“プログラミング不要”で、ゲームのアイデア具現化


開発者のSB氏は8月9日、「Shooting Game Builder」Steam版を8月18日にリリースすると発表した。同ツールのデモゲーム作品『G-Scramble』Steam版も8月18日にリリース予定。2007年頃より公開されてきたゲーム制作ツールが、Steamからも入手可能になるようだ。


「Shooting Game Builder」は、プログラミングができなくともシューティングゲームが作成できると謳う、PC用のゲーム制作ツールだ。ツール内には、スプライト編集/プレイヤー編集/ステージ編集/弾幕編集/スクリプト編集/キャラクタ編集といった機能が用意されている。

スクリプト編集では、制御フィールド内に制御パネルを配置し、実行順などを設定することで、キャラクタの詳細な動作を含む内容が実現可能。スクリプトを書かなくとも敵やボス、弾幕などの挙動を設定できる。ツールの機能を使って自機や敵、ステージなどを設定していくことで、自分だけのグラフィックやサウンド、アイデアのSTGが実現できるのだろう。


本ツールはSB氏が開発し、2007年頃に初公開された。公開以降は、同ツールを利用してSTGだけにとどまらず多数のゲームが制作され続けており、Steamで配信中の『Graze Counter(グレイズカウンター)』『Dezatopia』なども本ツールを使用した作品となっている。今回のSteam版では、そんな「Shooting Game Builder」がSteamからも入手可能になるわけだ。本ツールのブログ内の記載によると、「Shooting Game Builder」beta test 62では、メニューへSteam関連の項目が追加。実績・リーダーボードへの対応作業もおこなわれたという。Steamでのリリースにあわせて、Steamの機能への対応も進められてきたのだろう。

「Shooting Game Builder」Steam版は8月18日にリリース予定。デモゲーム作品『G-Scramble』Steam版も同日リリースされる。