『モンスターハンター』新作ゲームアプリ開発発表。テンセント傘下スタジオTiMiとカプコンがタッグ

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TiMi Studio Group(以下、TiMi)と株式会社カプコン(以下、カプコン)は11月8日、『モンスターハンター』シリーズの新作ゲームアプリを共同制作中であると発表した。

『モンスターハンター』シリーズは自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームだ。ネットワークや通信を介した協力プレイは、シリーズの持ち味のひとつとなる。2004年発売の初代『モンスターハンター』以降、幅広いプラットフォームでシリーズ作品が発売されてきた。2022年9月30日時点で、シリーズ累計販売本数は8800 万本を記録しているとされる。

現在制作中の『モンスターハンター』シリーズのゲームアプリは、同シリーズと同じく強大なモンスターに挑むハンティングアクションゲームになるとのこと。新たな環境でのゲーム体験を、アプリならではの気軽さで遊べる作品となるそうだ。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』


制作をカプコンと共同で手がけるTiMiは2008年に設立された、中国テンセントゲームズ傘下のスタジオグループ。中国深センに本拠地を構えつつ、最近ではアメリカなどにもスタジオを設立している。同グループは、これまでには『Honor of Kings』、『Speed Drifters』や『Arena of Valor』など、スマートフォン/Nintendo Switch向けのタイトルを開発してきた。そのほか、『Call of Duty: Mobile』『ポケモンユナイト』といったタイトルの制作に携わっている。この中の多くが現在も絶賛運営展開中のゲームであり、スマホゲームと運営型ゲームのノウハウがあるわけだ。

『モンスターハンター』シリーズはスマートフォン向けにもさまざま配信されてきた。しかしながら、『モンスターハンター ライダーズ』をはじめ成功を収めたとは言い難い。カプコン自体もモバイルゲームでの成功体験があまりないというのが実情だろう。それゆえに、TiMiの運営・開発ノウハウは、カプコンにとって重要になりそうである。続報を楽しみにしておこう。

『モンスターハンター』シリーズのゲームアプリは、カプコンおよびTiMi Studio Groupが共同制作中だ。



※ The English version of this article is available here

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