Nintendo Switch本体で表示できるゲームは「2000本」まで。海外メディアが報じ注目集める

 

Nintendo Switchが2017年3月に発売されてから、およそ5年半が経った。これまでには多数のゲームがリリースされており、ユーザーのなかには、内蔵ストレージやmicroSDカードに非常に多くのゲームを保存している人もいるだろう。ただ、Nintendo Switch本体の仕様として、一定数以上のゲームは表示できないのだという。海外メディアNintendo Lifeが報じている。

同メディアによると、Nintendo Switch本体にて表示できるゲーム・アプリは、2000本が上限とのこと。すなわち、「すべてのソフト」画面に表示できるゲームなどのアイコンの総数が、2000個までということだ。これはあくまで“表示できる数”の上限であり、“インストールできる数”の上限ではない。


では、仮に2000本のゲームをインストールしてある状態にて、さらにもう1本ゲームをインストールするとどうなるのだろうか。同メディアによれば、「すべてのソフト」画面内の一番最後のゲーム(最後にプレイしてからもっとも時間が経っているゲーム)のアイコンが消えるのだという。2000本が表示の上限であるため、1本押し出されるわけだ。

その「すべてのソフト」画面から消えたゲームは、アイコンが表示されていないため起動することはできない。また表示はされていなくても、インストールされている状態であることには変わりがないため、ニンテンドーeショップから再ダウンロードすることもできないそうだ。この場合は、何か別のタイトルを削除すれば、ふたたびアイコンが表示されるようになるとのこと。

Nintendo Switchでは、現時点で5000タイトルほどのゲームやアプリが配信されており、また無料体験版も約500タイトルが配信中。すでに、表示上限を超える数のゲームを入手することが可能な状況ではある。もっとも、ストレージ容量の問題もあり、実際に2000本ものゲームをインストールしている人はなかなかいないだろう。ニンテンドー3DSやWii Uの保存上限が300本までだったことを考えると、Nintendo Switchはかなり余裕をもって設計されたことがうかがえる。