農作RPG『仙郷物語』Steam早期アクセス配信開始。釣りに料理に探索、集落で暮らし仙人を目指す東洋スローライフ

 

2P Gamesは4月28日、スローライフシミュレーション『仙郷物語』のSteam早期アクセス配信を開始した。価格は1990円。5月5日までは10%オフの1791円でゲームを購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。


『仙郷物語』は、美しい渓谷にある集落で、農業を中心に過ごすスローライフRPGだ。プレイヤーは衰退した不老不死を求める宗派の一員となって、宗派の復興を目指していく。農作物や生産物を売ったり、新しい建物を建てたり、新しい仲間を増やしたりしながら、宗派を繁栄させるための資金を得ていくことになる。

プレイヤーは、この渓谷で自由に暮らしていく。生活の柱となるのは農業だ。自分の農地を自由に変形・拡大し、作物を育てることができる。本作には四季の移ろいがあるため、旬の作物や成長サイクルを意識して植える必要あり。季節には24種の細かい分類が用意されているため、繊細な環境の変化を楽しめるという。ゲームを進めることで、農作業の効率を上げる仙法(スキル)を習得することもできる。


そのほか、さまざまなアクティビティが存在。収穫した作物を使い料理を楽しめる。醤油・酢・酒を醸造することも可能。川辺では釣りができるほか、薬の採集などもできる。ほかのキャラとの交流も本作の醍醐味のひとつ。集落では、不老不死を求める宗派の人々が暮らしている。彼らはそれぞれ、自分のリズムで生活しており、時間帯によって場所や行動が変化する。足跡をたどることで新しい発見があるかもしれない。彼らと話したり助けたりしてみよう。関係性が深まると新たなアイテムやミッション、農業の助けとなる仙法を獲得可能。村を運営するだけでなく、コミュニティ全体との絆を深め、共同生活の中で幸せを見出すのだ。

早期アクセスは12か月から18か月を予定。早期アクセス配信時点のバージョンでは、すでに基盤となるシミュレーションシステムや季節といった概念は導入済み。メインストーリーを含めて数多くのコンテンツが収録されているようだ。開発が進むにつれて、メインストーリーやサブクエスト、NPCなどが増えていくという。既存の要素のブラッシュアップも並行して進められる。開発を手がけるのは、YiFang Studio。パブリッシャーの2P Gamesは中国系であることから、デベロッパーも中国系だと考えられるだろう。既存のライフシム系に、中国のエッセンスが加えられているようである。

『仙郷物語』はSteamにて早期アクセス配信中。本作はデモ版も存在するが、日本語版は早期アクセス配信版にのみ収録されているため注意してほしい。